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会計を経営の中枢に据える【実践!社長の財務】第209号

会計を経営の中枢に据える【実践!社長の財務】第209号

2007.11.05

おはようございます。
税理士の北岡修一です。
 
今朝の新聞、突然、民主党小沢代表の辞意表明でビックリしました。
ただでさえ混迷している国会が、これでは一体どうなってしまうのでしょうか...
 
代表の案が受け入れられないので辞めてしまうというのであれば、企業経営者などは一体どうなるのだろうか...と思ってしまいます。

そう簡単には辞められないですね。責任もあるし、倒産してしまうかも知れませんからね...
政治と会社経営を一緒にするのは、間違いかもしれませんが。

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

会計を経営の中枢に据える

会計を良くするアプローチをもって、会社を、経営を良くしていこう、という考えを、私は『会計理念経営』といっています。

『会計理念経営』などというと、ちょっと堅いことばかも知れませんが、私としては、大変気に入っている語句です。

『会計理念経営』とは、ひと言で言ってしまえば、
 
「会計を経営の中枢に据えた経営」ということです。

会社には、営業や製造、開発など、企業の稼ぎの元を作り出す業務があり、ほとんどの経営者は、こちらの方を重視します。

それは当然だと思います。これらの機能がなければ、会計がいくらしっかりしていたとしても、企業は売上を上げていくことはできません。

ただ、営業や製造、開発と会計を同列で比較するのはおかしいと思います。どれが大事でどれが大事でないか、ということにはならないですね。

皆、経営にとってはなくてはならないものです。

「会計を経営の中枢に据えた経営」とは、言ってみれば、

会計が円の中心にあり、その周りに、営業や製造、開発などがあるイメージです。
 
常に中心には、会計があるのです。

営業や製造、開発などの活動を行なえば、必ずお金が動きます。
会社のすべての活動は、当然のことながらお金、資金がからんでくるのです。

ですから、必ずすべての活動は会計に関連してきます。

だからこそ、「会計を経営の中枢に据えて」会社の経営を見ていかないといけないと思います。

企業の様々な活動を、会計が正しく反映する、その集めた情報を、整理集計して、各部門に適時適切に返していく、それを見ながら各部門は活動を修正していく・・・そして、成長発展が可能になる。

これが会計のあり方だと思います。

だからこそ、会計は企業の中枢に置いておかなければならないのだということです。

この『会計理念経営』について、10か条を作ってみました。

これについては、来週から紹介していきます。

会計を中枢に据えて経営を良くしていくことは、経理部門、管理部門にかかわる人にとっては、大きな使命を持てる考え方だと思います。

是非、理念を持って、頑張っていただければと思います。

編集後記

先週は減価償却セミナーをやりました。
このメルマガからも何人か来ていただき、ありがとうございます。
是非、このようなセミナーの時は、「メルマガを見てきました。」と言ってくれると、とても嬉しいですね!

来年1月からは、会計のセミナーなどをもっとやっていこうと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

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