メールマガジン
一時的な空室がある場合の貸家建付地評価【実践!相続税対策】第678号
2025.01.22
おはようございます。 税理士の北岡修一です。 アパートやマンションの敷地は、相続税評価上、貸家建付地となり、その地域の借地権割合にもよりますが、おおよそ20%程度の評価減がされます。 また、家屋の方は貸家となり、通常の家・・・
空き家特例、特約条項を定めていない場合【不動産・税金相談室】
2025.01.21
Q 母の相続後に空き家になっている土地建物を、昨年令和6年9月に売却しました。 この土地建物については、空き家の3,000万円控除を受ける要件を、すべて満たしています。 ただ、令和6年以降可能になった、売却後に買主の方で・・・
従業員数の計算方法【実践!事業承継・自社株対策】第232号
2025.01.16
Q:私の会社はスキー場を営んでいます。冬は繁忙期、夏は閑散期となるため、閑散期の7月を決算月としています。 冬にパートさんを50人ほど採用しますが、決算月の7月には10名程度になります。また、今期末の正社員数は15名でし・・・
従業員が死亡した場合の給与の扱い【実践!相続税対策】第677号
2025.01.15
おはようございます。 税理士の北岡修一です。 滅多にないことではありますが、勤務していた従業員が亡くなる、ということがあります。 その際、給与に対する税金はどうなるのか、という質問を受けることがあります。 たとえば、給与・・・
小規模宅地の特例と空き家特例の併用【不動産・税金相談室】
2025.01.14
Q 母の相続で取得した土地建物を売却する予定です。 ここは母が亡くなる直前までひとりで暮らしていた自宅でした。 空き家特例の要件に該当することは、事前に確認済ですが、相続の際に居住用の小規模宅地の特例を適用しています。 ・・・
社員への株式の売却【実践!事業承継・自社株対策】第231号
2025.01.09
Q:私は30年前に今の会社を創業して、現在は社員50人程の会社になっております。そろそろ事業承継を考える時期ですが、身内での後継者はいないため、社員に継いでいってもらいたいと考えています。 現在株式は100%私が持ってお・・・
相続時精算課税で贈与を受けた財産が被災した場合【実践!相続税対策】第676号
2025.01.08
あけましておめでとうございます。 税理士の北岡修一です。 本年も本メルマガを何卒よろしくお願い申し上げます。 昨年、令和6年から相続時精算課税が改正になり、相続時精算課税にも110万円の基礎控除ができたことは、何度かお伝・・・
父の土地に子がアパートを建てている場合【不動産・税金相談室】
2025.01.07
Q 私は、10年前に父が所有する土地にアパートを建てて賃貸しております。父には地代などは支払っておりません。 アパートを建てると相続税対策になると聞いてはいましたが、土地と建物の所有者が違う場合は、土地は評価減されないと・・・
居住用の3,000万円控除と贈与税の配偶者控除【不動産・税金相談室】
2024.12.31
Q 我が家の土地と建物は、30数年前に土地を購入し、建築会社に建物を建ててもらっています。その際、土地は夫婦で1/2ずつ共有で購入しましたが、建物は私(夫)がローンをして建てております。 子どもたちは独立して家を出ている・・・
相続税評価額と鑑定評価に差がある場合の株式評価【実践!事業承継・自社株対策】第230号
2024.12.26
Q:父が先日亡くなり、私は現在、相続税の申告のため、父が経営していた会社の株式を評価しています。 類似業種比準価額(相続税評価額)は、1株約6,000円でした。 ただ、父の書類を整理していたところ、銀行からM&Aの提案書・・・