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月次決算3Sの裏話【実践!社長の財務】第265号

月次決算3Sの裏話【実践!社長の財務】第265号

2008.12.01

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

いよいよ今日から12月。今年も残すところ、あと1ヶ月です。
やり残しのないよう、やるべきこと、リストアップしましょう。

今日、12月1日は、公益法人制度改革の施行日ですね。
現行の社団法人、財団法人が、公益社団法人・公益財団法人と、一般社団法人・一般財団法人になります。

一般法人になると、税優遇がかなり制限されてきます。
ただし、施行日から5年間は、特例民法法人として、今までの公益法人課税が維持されるので、その間に公益か一般かを選択していくことになります。

12月は、税制改正の話題が盛りだくさんです。
与党の税制改正大綱も、12月中旬には出ると思います。
不動産の譲渡益課税を、時限的に非課税にしよう、などという案も出ており、大胆な改正なども出てくるかも知れません。

いろいろウォッチしておかないといけないですね。
このメルマガでも、逐一伝えていきたいと思います。

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。

月次決算3Sの裏話

「月次決算3S」ということについて、先週、先々週で、スピーディー、とシンプルについて話しました。

ということは、あと残りは、正確のSですね。

では、今日は正確のSについて...と思うでしょうが、今日はそうではなく、この「月次決算3S」を考えた裏話をしたいと思います。

皆様もよく知っていると思いますが、5S運動というのがありますね。
工場などでよくやっている環境整備の合言葉?です。

「整理・整頓・清潔・清掃・しつけ」の5Sです。

このような標語を、経理や会計の分野でも作りたいな、日々の業務で注意することを、簡潔にまとめたいと思い、「月次決算5S」あるいは、「月次決算3S」を作ろうと思いました。

カンタンな標語を作っておけば、日々の業務、月次の業務において、すぐに思い出して、仕事の点検ができるのでは?と思ったわけです。

まあ、かなりこじつけで、3Sとつけてみたのですが、結構、的を得ていると思いませんか?(笑)

月次決算は、
・スピーディー ・シンプル ・正確 が大事ですよと。

実は、この月次決算3Sを作るときには、いろいろなSを考えました。

・スリム ・セーフティ ・・・・

まだ、いろいろあったと思ったのですが、思い出せません。
思い出せると思って、書き始めたのに、思い出せないとは...

それだけ今の「月次決算3S」が、自分の頭にこびりついてしまったからなのかなあ、と思います。これでは、裏話になりませんでしたね(笑)。

このような語呂合わせは、何がいいかと言えば、覚えやすい、ということですね。
忘れても、最初にSが付くということで、思い出しやすいですね。

それに言いやすい、ということですね。

そして、言葉の意味も大事ですが、むしろ、その言葉から自分は、自社は、どのようにしていけばいいのだろう、と「考えること」がより重要なのだと思います。

 
是非、御社にとって、「月次決算3S」は、どのように実行されているか、できていないとしたら、どの部分か、どの程度できていないか、

そして、この「月次決算3S」の各項目から考えてみると、御社は、何が課題で、何をしなければいけないのか、

いつまでに、どのようにやっていくか、を是非、考えてみて欲しいと思います。

ただし、目的は、あくまで「月次決算を経営に活用する」そして「会社を良くしていく」ということです。

経理事務の効率化ではないですので、その点を注意してください。

編集後記

それにしても未曾有の不景気ですね。
かと言って、あまりそれに心理的に影響されるのは良くないですから、「確かに景気はそうかも知れないけれど、そうでないところもある。
うちも、景気なんかを理由にせず、やるべきこと、使命を追求していこう!」と考えるのが大事だと思いますね。

あまりマスコミの助長に乗っからないようにしないといけないでしょうね。気分だけでも...

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