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実践!社長の財務

全部の月をプラスにする【実践!社長の財務】第250号

全部の月をプラスにする【実践!社長の財務】第250号

2008.08.18

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

ずい分、金融税制の話が新聞紙上では盛り上がってきていますね。
300万円まで配当非課税の話です。う〜〜ん・・・とは思いながらも、証券投資信託も入れるという話も出てきましたので、それはいいなと思っています。

それにしても、消費がどんどん低迷している感じですね。なかなかお金を使わなくなってきていると。夏休みも近い・安い、車は乗らない、というのが傾向のようですね。
 
あまり配当や投資を優遇し過ぎてしまうと、さらに消費には向かわず貯める方、投資する方に向かってしまうのではないでしょうか...

そう言えば、今日は250号ですね。1つの区切りです。でも、まだまだ4倍の1,000号位は目指していきたいですね。その頃は一体いくつになるのだろうか・・・?
 
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。
 

全部の月をプラスにする

高収益企業を作っていくには、「全部門をプラスにする」ということを先週お話しましたが、もう1つ「全部の月をプラスにする」ということも、提唱したいと思います。

いわゆる「季節変動」がある業種というものは、結構多いと思います。
1年の半分位の期間で、利益を稼ぎ出し、あとの半年は赤字、という企業も多いのではないでしょうか?

ヘタをすると、年度末3ヶ月間で猛烈に稼いで、残り9ヶ月間は赤字なんて会社もありましたね。

私たち会計事務所業界も、結構、季節変動があります。

12月〜5月位の半年間にかなりの業務が集中します。
年末調整から法定調書、個人確定申告、そして法人の決算申告・・・個人は12月の暦年で締め、法人は3月決算が多いので、どうしても偏ってきてしまうのです。

この季節変動、経営にとっては結構厄介であり、利益率を落とす原因にもなります。

まずは、資源の配分ですね。

最も大変なのは、人の手配でしょうか。忙しいときには猫の手も借りたいくらいですが、閑散期には、人が余ってしまう...

本当に、この点は、苦労している会社が多いですね。
正社員を増やしたいけれども、閑散期を考えれば、そう安易に増やすわけにはいかない...かと言ってなかなかパートやアルバイトでは、力不足、なかなか集まらない、なんてことも多いと思います。

さらには、作業場所の確保や設備投資なども、繁忙期に合わせると過剰だし、かと言って準備しておかないと、仕事が増えた時に対応できなくなってしまう...本当に悩みどころです。

資金面においても、季節によって入金、支払いが大きく変動しますので、相当気をつけておかないと、閑散期に手形を落とす資金がなくなったり、大変な目にあっている会社も多いですね。

このように季節によって、資源の配分を変えていくとなると、どこに合わせるかにもよりますが、ある程度の余裕を持っておく必要が出てきます。

余裕を持って準備をするということは、すなわち、固定費が増えがちになってくる、ということです。

季節変動を乗り切るには、できるだけ固定費は増やさず、繁忙期は、変動費で対応する、というようなことを考えていく必要があるでしょう。ここは、工夫のしどころです。

損益の方も、年間を通じて見ると、プラスの月と、マイナスの月がはっきりしてくるのではないでしょうか?

○月から○月までは、閑散期だからマイナスでもしょうがないよね。その分、繁忙期で取り返せばいいのだから・・・

どうしてもこのような考え方になりがちです。

しかし、高収益企業を目指すのであれば、このような考え方は排除しなければなりません。

すなわち、季節変動があろうが、なかろうが、

『全部の月をプラスにする』という発想を持つことが大事です。

こう言うと、「それは無理だよ!」という声が聞こえてきそうです。「うちの業界では、とても無理!」というような意見です。

確かに、普通に、今までどおりやっていれば、そうかも知れません。
でも、マイナスの月を、1つでもプラスに変えていければ、年間を通じて、利益を出していくのが、楽になりませんか?

まずは、1つの月をプラスにし、さらにもう1ヶ月をプラスにし、と考えていくと、どんどん利益を上げるのが楽になっていきます。

もちろん、机上で言うほど簡単なことではないと思います。
でも、「うちの業界では、無理」といってると、いつまで経っても閑散期はマイナスです。全体の利益率も上がりません。

ここは発想を変え、
「閑散期をプラスにするには、どうしたらいいのか?」を
真剣に考えてみて欲しいのです。

いきなりプラスにしようと思ったって、急に簡単にできるわけがありません。(あったとしても継続できません)

やはり、それなりの戦略、準備が必要でしょう。

閑散期において、いや、閑散期だからこそ、お客様の役に立てることはないか、繁忙期の準備やフォローで貢献できることはないか、関連商品で年間を通じてお客様に買ってもらえるものはないか、

などなど、いろいろ考えてみて欲しいと思います。

閑散期に今までマイナスだった損益が、全部プラスにすることができたら・・・・・御社はどの位、利益(率)が上がるでしょうか?

是非、それを楽しみに考え、実行してみてください。

という、当社も6月〜11月・・・考えないといけないですね(笑)。

編集後記

実は現在、夏休み中です。とは言え、東京にいるのでこれを書いてはいますが...一体何をしているのか、それは秘密ですが(笑)夏休み後、当社の新年度に向けて、○○を練っています。
当社は8月が決算で、9月から新年度、8月は私の誕生月でもありますし、いつも何か総決算の月のような気がしますね。
誕生日前の3ヶ月間は、バイオリズムが最低になっていると何かで読んだことがありますが、そんなこと言っていられませんね。でも、多少そんな気もしますが・・・

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