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自宅をリフォームした場合の減税制度【不動産・税金相談室】

自宅をリフォームした場合の減税制度【不動産・税金相談室】

2026.10.06

Q 築年数が経った自宅のバリアフリー化や断熱リフォームを 検討しています。 工事費用に対して、税金が安くなるような制度はあるのでしょうか。

 

A 一定の要件を満たすリフォーム工事を行った場合、 確定申告をすることで所得税の控除や固定資産税の減額が 受けられる制度があります。

ローンを組む場合はもちろん、全額自己資金で工事を行う 場合でも使える制度があるのが大きな特徴です。

 

減税の対象となる代表的な工事には、次のようなものがあります。

・省エネ改修(窓の断熱化や二重サッシ化、節水トイレへの交換など)
・バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅の拡張など)
・耐震改修(耐震補強工事など)
・子育て対応改修(対面式キッチンへの変更や防音化など)

減税を受けるためには、工事の種類ごとに定められた 要件をクリアする必要があります。

主な要件は次のとおりです。
・自分が所有し、実際に住んでいる自宅の工事であること
・改修後の床面積が50平方メートル以上であること
・工事費用(補助金等を控除後)が50万円を超えていること(省エネ等)
・現行の耐震基準に適合させる工事であること(耐震改修)

上記以外にも、対象となる設備や工事内容、築年数など、工事ごとに細かな要件がそれぞれ設けられています。

要件を満たす場合、工事にかかった標準的な費用の10%相当額(上限あり)がその年の所得税額から 直接差し引かれます。

また、工事完了後3カ月以内に自治体へ申告することで、 翌年分の固定資産税が一定割合減額される特例も 併せて利用可能です。

 

なお、手続きには施工業者や建築士等に発行してもらう 書類(増改築等工事証明書など)が必要となります。

工事が終わった後に制度を知り、事前に確認や準備を していなかったため、申請できなかったという ケースも少なくありません。

リフォームを検討する際は、契約や工事を始める前の 段階で、減税の対象になるかどうかをリフォーム会社や税理士などの専門家へ確認しておくことをお勧めします。

≪担当:税理士 宮田 雅世≫

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