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決算時にB/Sについて議論する【実践!社長の財務】第917号

決算時にB/Sについて議論する【実践!社長の財務】第917号

2021.05.31

今日は3月決算申告期限です。

既に申告が終わっている会社が多いかと思いますが、是非、改めてじっくり決算書を見て欲しいと思います。

P/L損益計算書は、月次でもいつもよく見ていると思いますが、やはり決算時にはB/S貸借対照表をじっくり見てください。

月次の貸借対照表は、資産負債がすべて正しく処理されているとは限りません。月次なので簡易にやっている可能性も多いからです。

その点、決算時には実地棚卸や、残高確認、減価償却、未収、未払、評価損の計上、回収不能処理、などもしっかりやっているでしょうから、実態を表すB/Sになっているはずです。

また、決算時には経理や会計事務所の方で、科目内訳書を作りますから、B/Sの各科目には何が入っているのかが、よくわかります。

科目内訳書を見ていると、この科目にはこんなものが入っているのか、と改めて知ることも多いのではないでしょうか?

私たちが、決算報告で社長に説明すると、初めて知ったとビックリされるようなケースも多いです。

恐らく昨年も説明したんだけれども...と内心思うのですが...それだけB/Sは普段は関心が薄いということですね。

ただ、やはり社長に説明していると、鋭い指摘があることも多いです。

「それは資産に載っているけれども、こうこうこういうことで、価値はないのではないか?」など、会計とは、また違った観点から、話してくれます。

このような会話は、非常に重要かと思います。

経営者は、経営をしていく立場からこう考えるけれど、会計上、税務上はこうなる。なぜそうなるのか?

であれば、できるだけ経営者の考えに近いように会計処理をしていくためには、どうしたらいいのか?

こういう話をすることによって、経営者もB/Sにより関心を持ってくれるかと思います。

それにより内容の理解も深まり、どういうB/Sを目指したらいいのか、ということも共有できます。

B/Sは、わかりづらい、とよく言われますが、それは、経営者が実感がわかないからだと思います。

B/Sの簡単な構造さえ押さえていただければ、あとは上記のような議論によって、理解が深まり、自分のこととしてとらえることができるようになります。

是非、決算という節目のときに、経理や顧問税理士、担当者の方と議論してみてください。

編集後記

5月31日、確定申告振替納税の引き落とし日です。
今年は申告期限延長の関係で、いつもより1か月以上遅いですが、
延納した場合も、同じ日に落とされるというおかしな状況です。
延納の意味ないですね…。ということで、しっかり落とせるよう残高確認しておきましょう。

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