引き締まった経営を目指す【実践!社長の財務】第824号

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中小企業の場合、常に引き締まった経営を目指すことが重要だと思っています。

会社を作って起業した場合など、やはり経営者としては会社を発展させたいし、大きくしたい、と思うのは当然です。

ただ、売上の拡大や会社の大きさを求めて、形だけの規模を求めてしまうと、あとで大きなしっぺ返しをくらうことが多いです。

特に店舗展開、拠点展開などがそうです。

1ヵ所でうまくいったからといって、それを多面展開するのは、よく考えて行った方がいいです。

やる気のある経営者ほど、支店や営業所を出したり、店舗を展開したりすることに魅力を感じます。

先日もある飲食店チェーンを展開している経営者のお話を聞きましたが、2店舗目、3店舗目くらいまでは順調に成長していったけれども、4店舗目を出した時からおかしくなった、という話をされていました。

それはやはり人の問題です。2店舗目までは経営者が両方を見ることができる。

3店舗目は、経営者が24時間対応で必死で働いて、少しずつ育ってきた店長とともに回していく。

ただ、もう4店舗目になると経営者がすべてを見ることはできず、余程人が育っていない限り、いたるところで問題が噴出し、対処療法をしているうちに、全部の店の売上が落ちていく...。

そんな状態になってしまった話をしてくれました。

店舗展開でなくても、支店や営業所を出せば、会社が成長している気になってしまうものです。

本当に支店や営業所を出す意味があるのか?コストだけかかって人材が分散し、売上を分けるだけになってしまわないのか?

じっくり実質を見て考えて、展開を決めていく必要があると思います。

中小企業は形よりも、実質の中身で、少数精鋭の引き締まった会社を目指していくのがよいと考えます。

社長が社員を掌握し、皆の個性を活かせるような会社で人が自然と育っていく、結果として少しずつ成長発展していくような会社が、より強く生き残っていくのではないでしょうか。

編集後記

先週の土日は、結構、高校野球にはまってしまいました(笑)。
いい試合がたくさんあったので、一度テレビの前に座ってしまうと離れられなくなってしまいます。高校野球は本当に展開が速いので、目が離せませんね。準決勝、決勝も楽しみですが、これはちょっと見てるわけにはいきませんね。

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