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実践!社長の財務

コロナ後が勝負のとき【実践!社長の財務】第947号

コロナ後が勝負のとき【実践!社長の財務】第947号

2021.12.27

今年最後のメルマガとなりました。

今年は、長引くコロナ禍の影響で、厳しい経営になった会社は多かったかと思います。

ようやく感染も落ち着いてきたこの2カ月くらいかと思いますが、オミクロン株の影響で、今後ちょっと不透明なところも出てきました。

先日、信用調査会社の人に聞いた話ですが、今年の会社倒産件数は、実は記録的に非常に少ない、ということでした。

倒産件数が多いかと思いきや、少ない、それも記録的に少ないということで、驚きですね。

売上は落ちたけれども、助成金や協力金、コロナ融資などがどんどん出たため、コロナの影響を受けても何とかなった。

コロナがなくてもつぶれそうなところが、コロナ対策でむしろ救われている、ということもあるのだろうと思います。

小さなお店などでは、コロナの融資で逆に潤ってしまったところも多いのではないでしょうか。

こうなると後が大変ですね。特にコロナ融資を受けたところは、当然返済をしていかなければなりません。

法人税や、消費税、源泉所得税、社会保険料なども、特例で納税猶予を受けている会社も多いでしょうから、いずれはこれらも払っていかなければなりません。

ギリギリでやってきたところは、自力で売上を回復させて、これらを返済していくことができるのか、正念場になってくると思います。

いずれにせよ、会社は資金さえ繋がれば、倒産することはない、ということです。

しかし、それを返せなくなったときや、アフターコロナになっても売上を戻せないときが、本当の危機ということになります。

いつも思いますが、会社はその場しのぎでは絶対ダメで、常に先を見てうちは大丈夫か、今何をしておかなければならないのか、ということを考えておくことが本当に大事ですね。

場当たり的な経営をやっている会社が、最も倒産しやすい会社だと思います。

年末年始は、現状の課題を振り返るとともに、新たな年の目標と具体的な施策、3年先5年先の目指す方向性などを、是非、厳かな気分で考えてみてください。

編集後記

本年もメルマガをお読みいただき、ありがとうございました。
月曜日の朝の恒例にしていますが、書くのが大変な時も多々あります。結果、同じようなことを書いているのかも知れませんが、このメルマガは教科書的ではなく、できるだけ自分の考えていることを出せれば、と思って書いています。

少しでもお役に立てていれば嬉しいですが、そうでなかったとしても自分の役には立っているかな、と思いつつ、今後も書き続けていきたいと思います。

よろしければ是非、今後もお付き合いください。

では、皆様、良いお年をお迎えください。

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