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2期連続赤字にしないこと【実践!社長の財務】第945号

2期連続赤字にしないこと【実践!社長の財務】第945号

2021.12.13

令和4年度の与党税制改正大綱が、先週金曜日に発表されました。
何だか先送りばかりで、中身の薄い改正だなと思いますが。

目玉は相変わらず賃上げ税制ということですが、過去においても、なかなか効果が上がっておらず、単なる促進税制だけでは無理があります。

というのも、法人税の申告事績を見ても、黒字申告は35%しかありません。(コロナ前の数字です)

65%の会社は赤字か、黒字が出ても過去の繰越欠損金の控除で、法人税は払っていないのです。

賃上げ税制は法人税から控除しますから、法人税を払っている企業でなければ恩恵はありません。

65%もの会社は、最初から対象にならない、ということですね。これでは効果があるわけがありません。

それにしても、黒字申告が35%しかない、というのは不思議なことです。

メインの会社は黒字だけれど、関連会社は赤字であることも、確かに多いかも知れません。ほとんど休眠状態という会社も多いのかも知れません。

ただ、真剣に経営をすれば、経営者と従業員の生活をしっかり守っていこうと思えば、そう簡単に赤字にはならない、と思うのですが。

そうは言っても、真剣に皆で頑張って経営しても、赤字になることはあります。まさに、このコロナがそうですね。

様々な理由で赤字になった期があったとしても、2期連続赤字にしてはいけません。

赤字になってしまった翌期は、何としても黒字にする、ことが必要です。

まずは、そう決意すること。その上で、赤字になった原因を徹底的に分析して、黒字にする方法を徹底的に考える、ことです。

今期はどうしても赤字が避けられない、となったら少しでも赤字を減らす努力をすると共に、次の期に黒字にする方法を考えるのです。

次の期が始まるまで時間があるのですから、必ず対策があるはずです。

2期連続して赤字になったら、経営者を辞めるくらいの覚悟が必要だと思います。

理由や言い訳は様々ありますし、真っ当なことも多いと思います。でも、それを言っていたら中小企業は本当にやっていけないと思います。

是非、2期連続赤字だけはしないように、して欲しいですね。それが先週言った、内部留保を作っていくためには、非常に重要なことです。

編集後記

本文に書いたように今回の税制改正大綱は、先送りばかりなので、税制改正の記事を書くのにちょっと苦労しますね。
昨日ある雑誌に書きましたが、書くことがあまりないので、何を先延ばしして検討するのか、ということも書きました。
本来は改正内容だけ書けばいいのですが...。

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