粗利益を上げることが大事!【実践!社長の財務】第843号

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先週は、日本の価格が安い、ということを書きました。

給与を上げなくてはいけないのに、価格が上げられなければ、会社はコスト高になり、赤字になりかねません。

すべての利益の元は、粗利益です。
売上から仕入や原価を引いた利益ですね。

製造業などの場合は、売上から変動費を引いた限界利益です。

この粗利益がしっかり取れているのかどうか、これが会社が利益を上げていく、根本的な要因になってきます。

そのために価格を上げるというのは1つですが、それ以外にも、たくさんの数を売って粗利額を増やす、仕入を見直してこれを徹底的に下げる、仕入以外の原価を下げるなど、

粗利益を確保するためには、様々な方法があるでしょう。

そのようにして粗利益率の%を上げたり、粗利益の絶対額を上げることが大事です。

粗利益が出ていないのに、給料が安いので上げなくてはいけないと、言っていても、できるわけがありません。

会社が立ちいかなくなるだけです。

人件費も粗利益の額をベースに考える必要があります。
粗利益の何%の人件費が、自社の場合は妥当なのか。

その他の経費もいろいろありますから、人件費だけに配分するわけにはいきません。

粗利益に対する人件費の割合を、労働分配率と言いますが、これを何%にするのか、これは業種や会社によって違ってきます。

ここはよく考え、計算して、自社の最適な労働分配率を把握しておくことが大事です。

すべての利益の源は、粗利益であることを再度よく認識して、現在十分な粗利益が取れているのか、それによって、経費が十分にまかなえて、必要な最終利益が残るようになっているのか、新しい年に向けて、是非、見直してみてください。

編集後記

年内最後のメルマガになりました。本年も1年間あるいは途中からお読みいただき、誠にありがとうございます。

昨日は、今年最後の忘年会を、大学時代の仲間と行いました。
本当に何十年たっても、当時とあまり変わったように感じない、不思議な感覚ですね。学生時代に戻ったようにバカ騒ぎをして今年の1年も締めくくることができました。

では、皆様、良いお年をお迎えください。

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