賞与引当金の計上【実践!社長の財務】第840号

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12月も第2週目、今年も残り少なくなってきました。
今月は、冬期賞与を支給する会社も多いかと思います。

日本の昔からの風習とは言え、やはり年2回臨時給与があるというのは、いいですね。

毎月の給与は、どうしても生活費に消えてしまい、賞与で何とか貯金ができたり、レジャーや大きな買い物に使えたりする、もらう方にとってはやはり嬉しいと思います。

ただ、払う方はやはり大変ですよね。

毎年2回、決算賞与を入れれば年3回、まとまったお金が出ていきますから、それを準備しておかなければいけません。

まずは会計上、引当金は是非、毎月引き当てて欲しいですね。

6カ月先にいくらの賞与を支給するのか、その概算金額を出し、当月分は1/6とか、いくら引き当てておいたらよいのか、それを計算して、毎月経費として計上し、負債にも計上します。

毎月の損益は、賞与の引き当ても含めて、プラスにしていかなければいけません。

引当をしていないと、毎月プラスで喜んでいたのに、賞与支給月に、大きな経費が計上されて、一転赤字に転落してしまいかねません。

経費と同時に、負債にも計上することにより、いくら用意しておいたらよいのかも、毎月明確に表示されていきます。

賞与資金をどのように準備するかは、直前ではなく毎月考えておくことが大事ですね。

また、賞与引当金の残高を見ておくことにより、賞与時期が近づいてきた時に、今回の賞与との差額がいくらくらになるのかも把握することができます。

この差額は、損かまたは益になって返ってきます。

1,200万円積んでいたのに、1,000万円しか払わなければ200万円は益(戻入益)になって戻ってきます。

差が大きいと、会社の損益に与える影響も大きくなりますので、よく見ておくことです。

いずれにせよ、年数回発生する経費というのは、忘れてしまうと思わぬところで、損益がブレたりしますので、しっかり年間計画および月次の処理に入れておく必要がありますね。

編集後記

いよいよ今年もカウントダウンの時期になってきましたが、年末までにやらなくてはいけないことや、来年に向けての準備、いろいろありますね。

年末年始はそれなりの時間があるので、その時にやればいいかな、みたいな気持ちも湧いてきます。
でも、正月休みになると意外と何もできなかったりしますので、やはり、年内にやるべきことはやってしまわないといけませんね。

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