”儲からない思考”から抜け出す【実践!社長の財務】第826号

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借入れをいかに活用するか【実践!社長の財務】第785号

様々な中小零細企業をみていますと、儲からない思考から抜け出せない会社が、結構多いと感じます。

毎期わずかの利益を出すか、時には赤字に陥ってしまう。

かと言って、やっていけないところまでにはならず、何とか毎期毎期、会社を維持していっています。

千万円単位の利益は、出さない、出せない会社です。

このような会社、社長は、そもそも自分の会社の利益が、そんなに利益が出るわけがない、と思っているのではないでしょうか?

したがって、千万円単位の利益を出そうとしていないし、利益が多くなりそうだと、すぐに節税しなくちゃ、ということが頭に浮かんできます。

利益を出すことよりも、税金が心配、もったいない、という考えがあるように思います。

そこは是非、切り替えて欲しいところですね。
真の利益は、税金を払った後にしかないのですから。

儲からない思考の社長は、その状況にいることが安心、居心地がいいと思っているのかも知れません。

経営者の集まりで、景気が悪いだとか、政策が悪いだとか、うちも儲からない、なんて話をしたり聞いたりすると安心してしまうようです。

ただ、結構勉強家でもあって、セミナーなどにも行ったりして、共感・感動してうちも頑張ろう、という気になります。

ただ、会社に戻ったら現実に戻ってしまい、セミナーで聞いたことは結局は何もしない、ということが多いのです。

このような儲からない思考から抜け出すのは、結構大変です。
体に染みついてしまっているようなものですから。

ここから抜け出すためには、まずは、本気で経営をする覚悟があるかどうか、ということです。

もちろん、皆さん一国一城の主ですから、最終的な責任はすべて自分が負わなければならない、という覚悟はああるでしょう。

ただ、それだけではなく、会社を作ったのであれば、会社を継続し発展させていくことが、経営者に求められていることを、もっと強く思わなければいけません。

特に社員を雇ったのであれば、社員の生活を守り、社員の将来を考え、この会社にいて良かったと思えるようにしていかなければいけません。

そのために必要になってくるのは、そもそも何のためにこの会社が存在するのかという理念と、それを実現していくための利益です。

そのための利益はいくらあったらいいのか?

儲からない思考を取り外すためには、今までには考えられない、大きな利益の目標を立てることです。

自分の思いこみを超える利益目標を設定し、それを本気で目指すことにより、今までにない考え、行動が浮かんでくるはずです。

それを是非実行し、儲からない思考、フレームから抜け出して欲しいですね。

その時には、税金がもったいない、などというケチな考えは、廃していかなければなりません。

私の仕事柄、これがネックになっていると感じることが非常に多いですので。

編集後記

今は熱海にきています。少し山の上ですが、朝・夜はずい分涼しくなりました。ちょっと強めですが、いい風が吹いていますね。今日はゆっくりと、9月からの当社の新年度の計画を考えたいと思います。

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