事業承継における個人保証【実践!社長の財務】第811号

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事業承継において、やはりネックになってくるのが、銀行借入における個人保証です。

事業を承継するのはやる気もあるので、承継したいけれども、代表になって個人保証をするのは勘弁して欲しい、ということです。

親族ではなく、第三者に承継する場合は、なおさらです。本人はよくても、家族に反対されることも多いようです。

昨今、個人保証をしないでも融資を受けられるような方向性も出てきていますが、実際にはまだまだ事例は少ないですね。

第三者ではなく、子に事業承継する場合においても、個人保証があるというのは、あまり乗り気でない場合は、事業承継をしない理由の1つになっています。

個人保証があるなしにかかわらず、財務内容の悪い、資金繰りの厳しい会社では、積極的に引き継ごうという気にならないのではないでしょうか。

借入金を活用し、会社を大きく成長させていくことは、経営者の手腕としてあるべき戦略です。

自分が経営者でやっている時は、借入金とキャッシュフローと事業の成長性を判断しながら、どんどん活用すればいいと思います。

ただ、中小企業で、将来親族や社員への事業承継を考えるなら、どこかの段階で借入金に頼るのではなく、自己資金で事業を行っていくモデルに変えていくことを、考えた方がよいのではないでしょうか?

しっかり利益を出せて、内部留保を貯めていくことができていれば、自己資金経営に移行するのは、それ程、難しいことではないと思います。ただし、それにはある程度の時間がかかりますね。

もちろん、借入金を活用した経営を継続することもありです。

でも、その時は事業承継は難しくなると覚悟して、将来的には上場を目指したり、最終的にはM&Aも辞さない気持ちでやっていくことが肝要かと思います。

編集後記

いい季節になってきました。様々なスポーツが真っ盛りの時期ですね。昨日はテレビでゴルフや相撲を見ていましたが、貴景勝の再出場には感動しました。今時、簡単に休んしまうのが普通ですが、自分はこれでやってきたからと貫くところがいいですね!でも、今日はまたダメそうな気もしますが...。

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