自社の総資産、純資産はいくらか?【実践!社長の財務】第810号

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唐突ですが、皆様の会社の総資産、純資産は、いくらですか?何も見ないで考えてみてください。

月次などでいつも見ているのに、意外と答えられないものです。

現預金がこのくらいで、売掛金がいくらで、在庫はどれくらいで、と個々にはある程度わかっても、全体がいくらだったか、というのは、なかなかわからないものです。

自己資本比率などは、チェックしているのでわかる方も多いかも知れませんので、自己資本の額がわかれば、総資産は出てくるかも知れません。

でも、意外と自己資本の額も当たらないかも知れませんね。自己資本は、資本金と繰越利益がわかれば大体出ますが、さて、繰越利益はいくらだったか?

とりあえず、大体の予測で資産や負債を積み上げてみて、全体像を出してみてください。

その上で、決算書などで正解を見てみましょう。
月次の試算表だと、仮処理をしている科目などもありますので、決算書の方がいいですね。

いかがでしたでしょうか?

これがある程度当たっていたら、大したものですね!
経営の全体像を把握しているだけでなく、会計や数字にも強い方だと思います。

ただ、決して空で数字を把握することを目指すために、言っているわけではありません。

貸借対照表の全体像を把握して、問題点をつかむのであれば、実際に見ながらやればいいわけですので、暗記する必要はありません。

ただ、このようにまずは何も見ないで考えて、自分なりの予測を出してみて、正解を見るとどうでしょうか?

あ、こんな資産、こんな負債もあったのか...
この資産の金額は、思ったより多いな...というような、様々な気付きがあると思います。

それが、結構鮮烈に頭に残るのでは、ないでしょうか?
あるいは、課題として浮かび上がるのでは、ないでしょうか?

最初から、決算書=正解を見るのではなく、自分の感覚でうちの会社はこんなものではないかと、想像した上で見た方が、実態がよりつかめるものです。

また、想像もしていなかった資産や負債があると、これは一体何なんだと、知りたくなるでしょう。

それが決算書や会社の実態を、より理解することにつながっていくと思います。

是非、やってみて欲しいと思います。

編集後記

長い連休のあとの1週間いかがでしたか?連休ボケしてなかなか調子が戻らなかった方もいるかも知れません。とは言え、そんなことを言っている場合ではなく、山積した仕事を片付けるだけで精一杯だった人もいるでしょうね。

でも、不思議なことに10日間も休んでも、何とかなるものだと、いう気もしますね。今年から有給休暇を5日間は取らないといけないとか、休みが多くなってきますが、そうであるならば、もう生産性を高めていくしかない、というようなことになってくると思います。無理矢理そういう状況を作らないと、そうならない、という気もしますね。

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