生産性を上げ、給与を上げる【実践!社長の財務】第803号

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4月からは年次有給休暇を、最低5日は取得させなければいけないなど、労働基準法の改正が施行されます。

「働き方改革」は、正にこれからどんどん進んでいくことになりますので、企業はしっかり対応していかなければなりません。

有給休暇の取得や、時間外手当の増加、同一労働同一賃金、最低賃金の上昇など、給与は上がっていく方向ですし、

消費を活発にして、景気を良くするためにも、そのような方向にならざるを得ません。

給与を上げていくためには、当然、会社の売上や利益も上げていかなければなりませんが、そのポイントとなるのは、やはり生産性を上げていくことです。

生産性、すなわち社員一人当たりの付加価値・粗利益を増やしていくことです。

今までと同じ一人当たり利益しか稼げないのであれば、給与を増やしていくことは、困難です。

同じ生産性で給与を増やしていけば、企業の利益が減っていくことになり、利益がゼロになったり、マイナスになったりしてしまうでしょう。

それでは企業は、継続していくことができません。

生産性、一人当たりの付加価値、粗利益にもっと注目すべきです。
そのためには、今までの仕事のやり方を変えていくことです。

今までも社員はさぼっていたわけではないはずです。今の仕事のやり方、枠組みの中で「それなりに」一生懸命やっているのではないでしょうか。

それで、今の給与で何とか利益が出るか、出ないかというのが多くの企業だと思います。

その中で、給与を上げて生産性を上げようと思えば、当然、今までとは違ったやり方をしなければなりません。

今の仕事のやり方を、もう一度ゼロベースで考えてみることも必要でしょう。

さらには、昨今のネット環境やITツールの活用、AI、RPAなど様々な先進的な技術を研究、活用してみることも必要でしょう。

オフィス環境やテレワークなどの働き方も、見直してみてもいいのではと思います。

同業他社や、異業種企業でも、生産性の高い会社はいかにして高めているのか、事例を見てみることも大事です。

そのようなことに取り組んでいかないと、なかなか人材も集まって来ないのではと思います。

生産性を高めることが先か、給与を上げていくことが先か、これも考えてみる必要がありますね。

いずれにせよ、今までとは環境が変わってきている、ということを、経営者が真剣に考えるかどうかが、大事なのではないでしょうか?

編集後記

先週は弊社が主催しているTMBCビジネス交流会がありました。
シリコンバレーマインドの教え、ということで勉強会をしたのですが、そこでも生産性の話が出てきました。

シリコンバレーのある会社で調査した結果、最も生産性が高いチームである要因は「心理的安全性」が保たれていること、だそうです。
すなわち、安心して自分らしく働けることが、最も生産性を高めるということですね。是非、そのような職場を目指していきましょう。

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