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実践!社長の財務

人は最重要の先行投資【実践!社長の財務】第800号

人は最重要の先行投資【実践!社長の財務】第800号

2019.03.04

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

今日のメルマガで800号となりました!

単なる節目に過ぎませんが、1年52週とすれば、15年とちょっと続いていることになります。
続けることに価値があると思い、ライフワークとして可能な限り続けていきたいと思います。

今後ともお付き合いいただければ幸いです。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!

人は最重要の先行投資

近年、中小企業ではなかなか人が採れない、という話をよく聞きます。
大手企業の採用ニーズも旺盛で、なかなか中小企業に人が来てくれないようです。

実際、私ども税務業界においても、数年前に比べて人材採用はかなり厳しくなってきていることを実感します。

とは言え、やはり企業は人なりで、将来を担う良い人材を常に育てていかなければなりません。

仕事がたくさん来ても、人がいなければそれを受けていくこともできません。

ITや外注を使って、人を雇わないでやっていこう、と考える経営者もいますが、成長発展を目指し、継続企業にしていこうと思えば、すべてをそれでまかなうのは難しいでしょう。

やはりどうしても、中核となる人は必要になってきます。

人を雇うのは、仕事が来てからでは遅いです。人を雇えるくらいの仕事が来たら人を雇おうと思っていても、そんなに簡単にすぐには雇えない、というのが今の状況です。

会社を成長発展させていこう、と思えば、やはり人材は先行投資で採っていく必要があるのではないか、と思います。

とは言え、必要がないのに採っても仕方がありません。

経営者は常に先を見て、この分野を伸ばしていこう、このようなことができる人材がこれからは必要だ、今営業している案件が決まれ
ば、これだけの人が必要になる、という先の見通しを立てて、そのために必要になる人材を、採っていくことです。

そのような見通しを持てないのであれば、もちろん採る必要はありませんし、採っても会社はマイナスになるだけです。

中小企業にとって人材採用は、最も大きな先行投資ではないかと思います。採用費はもちろん、入ってからすぐに稼いでくれるわけではないので、その間の人件費、教育費等々、経費が先行していきます。

そういうものだと思って、覚悟を決めて採っていかなければなりません。
何カ月あるいは何年かかけて、稼げるようになってもらう、会社の中核となる人材に育ってもらうことを目指して、投資していかなければならないのです。

ですから、採用は、最重要であると同時に、最大の先行投資と思って、それに向かっていく必要があると思います。

人が足りないから、誰かいい人いない?的な考えで臨んでいては、いつまで経っても、いい人材は採れないのではないでしょうか。

編集後記

ヨーロッパに留学している娘が久しぶりに帰ってきています。今、向こうは謝肉祭ということで非常に賑やか、というか、うるさい
らしいですが、1週間くらい休暇があるようです。それで帰ってきているというよりも、実は免許の更新です。免許取って最初は3年で更新しなければいけないということです。全然乗っていないので、次はゴールドで5年後に帰ってくればいいね、などと言っていますが、もっと帰ってきて欲しいところですね(笑)。

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