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実践!社長の財務

倹約精神に徹する【実践!社長の財務】第339号

倹約精神に徹する【実践!社長の財務】第339号

2010.05.03

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

GW真っ只中。天気も良く、暖かくなってようやくこの季節らしくなりましたね。

皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
私はどこにも行かず、自宅でノンビリ?というか、普段貯めてしまったことをやっています。

ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!

倹約精神に徹する

採算向上の原則の基本は、「倹約精神に徹する」ということです。

それは、取りも直さず「原価意識」を持つ、ということにつながります。

社員全員が、いかにこの原価意識を持っているかどうか、で会社の採算性は決まってきます。

会社がまだまだ厳しい時は、倹約を意識しなくても、お金がないのですから、無駄な経費を使うことができません。

お金がない中で、一生懸命倹約しながら工夫をして、何とか利益が出るようになってきた、どんな企業でもそんな道を辿っているのではないでしょうか。

しかし、ある程度軌道に乗って余裕が出てくると、このくらいはいいか、というようなお金の使い方をしていってしまいがち、です。

それが、会社がいまいち伸びない原因なのではないか、と常々思っています。

ちょっとした成功で満足してしまう、慢心してしまうのではないでしょうか?

特に経営者が...

稲盛氏が良く言う言葉に、

「現在は過去の努力の結果、将来は今後の努力で決まる。」

というものがあります。

今少し良くなったからといって、過去とやり方、考え方を変える、過去は一生懸命倹約していたのに、今は、良くなったのでそうする必要はない、

ということをやっていると、自ずと将来は困窮していく結果になるぞ、ということです。

是非、戒めたいことですね。

冒頭に書いた原価意識、これは社員が、材料や消耗品など、1つ1つの値段を良く知る、ということから始まります。

ものの値段、価値がわかっていれば、ものをムダに使う、ことはなくなるはずです。

また、ものだけでなく様々な経費、たとえば自分の人件費は1時間いくらか、ということを知っておくことが大事です。

常にそれを意識しながら仕事をすれば、1分たりとも仕事の時間を無駄にできないはずです。

自分の人件費とは、毎月の給料だけではなく、賞与や社会保険などの会社負担分や、通勤費から福利厚生費までを含んだ額です。

計算してみると結構な額になると思いますので、ビックリするでしょうね。

それ以上の価値を1時間にあげることができるのか、よく考えながら仕事をする必要があるということです。

ということで、今日はちょっとまとまりがなくなりましたが、参考にしていただければ幸いです。

編集後記

貯めたことをやっているといいつつ、昨日の石川遼を見てしまいました。もの凄かったですね。正に超新人類という感じでしょうか...。

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