月次のPDCAを回すために日次を!【実践!社長の財務】第612号

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税制・決算

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

7月も最終週になってきました。もう8月の夏休みなども決めている方が多いのでしょうね。

今年は、税理士試験がいつもより2週間遅く、お盆明けということになっています。試験受ける人はちょっとつらいですね。
早く終わらせて夏を楽しみたいところでしょうが…。

でもその分、追い込み勉強ができていいかも知れませんが。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。

月次のPDCAを回すために日次を!

ここ数回、月次決算をどのように活用し、経営に役立てていくか、ということをお話しています。

やはり経営は、最低でも月次単位で、チェックし、見直しし、次の行動にいかしていく、というサイクルが必要です。

これを皆様もご存じのとおり、PDCAサイクルといいます。

 Plan(計画) → Do(実行) → Check(検証) → Action(改善)

ということですね。

儲かる会社・強い会社にするためには、これを月次でしっかり回していくことです。

Pは、年初計画であり、月次の目標です。
Dは、日々の業務です。
Cは、月次の業績検討会などです。
Aは、その会議で決めた、対策およびその活動です。

これを月次で、会社全体、部門別、個人別にしっかり回していけば、それなりの結果が出るはずです。

ただし、これを月1回だけやればいい、というわけではありません。
月1回の業績検討会のために資料を必死でまとめ、会議が終わって、ひと安心。

あとは少しノンビリして、月末に近づくにつれて、慌ててくる、ということでは、当然、ダメなわけです。

月次というのは、当然ですが、日々の積み重ねです。

1日1日の数字の積み重ね、あるいは行動の積み重ねが、月次の数字となって表わされるのです。

ですから、月次決算が中心といえども、毎日毎日数字を集計していくことが、大変大事になってきます。

これについては、毎日毎日売上を集計している会社は、多いですね。特に、飲食店や小売店などは、100%に近くやっているのではないでしょうか。

これは1日が終われば、レジを締めて、売上を当日あるいは翌日に銀行に入れたりしますので、業務の一環となっているからでしょう。

 
これはこれで非常にいいですね。他の業種でも、こと売上に関してはやっているところが多いです。

卸売り業なども、納品書を出すために販売管理ソフトなどに入れるでしょうから、毎日納品した売上などは簡単に出力することができます。

さらに、これに仕入や経費なども把握すれば、日次での利益も把握することができます。
 
これをやっているところは、少ないですね。
でも、これも是非やってみて欲しいところです。

概算的なものでも構いませんから、毎日仕入や経費も把握できるようにして、毎日毎週の利益を確認していきます。

そうすると、現在どれくらいの利益が出て、月次の目標の利益まであとどのくらいなのか、がわかってきます。

そこで、今月の目標達成までに、何をしなければならないか、どうしたらよいかの対策を考えていくことができます。

月次のPDCAを確実に回していくためには、日々状況を把握していくことが欠かせません。

日次の月末最終数字が、月次の数字になるような、日次集計方法を是非、考えてみて欲しいですね。

編集後記

昨日はものすごい暑さでしたね。ほとんど家にいたのですが、昼過ぎに外に出たら、その暑さにビックリしました。特に家では冷房きいてますからね...。それにしても考えたのは、この暑さの中で5年後本当にオリンピックできるんだろうか…
ということですね。きっと5年後はもっと暑くなっているのではないですかね...。

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