中小企業の隠れた債務とは?【実践!社長の財務】第505号

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おはようございます。
税理士の北岡修一です。

先週は、伸びるベンチャーということで、1つに「社長の目が輝いている」と書きました。

そうすると、いつも意見を寄せてくれる方から、「社員の目も輝いているよ。」という意見をお寄せいただきました。

ホント、そうですね! もれてました。

社長と同じように、社員の目も輝いている会社は、伸びますよね!

いつもご意見、ありがとうございます。

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

中小企業の隠れた債務とは?

中小企業にとって、隠れた、最大の債務とは何でしょう?

考えてみてください。

そうです。役員退職金です。

中でも、創業者、社長に対する退職金ですね。

社長にとってみれば、自分に対する債務です。

考えてもみなかったかも知れません。

上場企業や、その関連会社や、上場を目指そうという会社であれば、役員退職慰労引当金を積んでいると思います。

でも、一般の中小企業では、自主的に役員退職慰労引当金を積んでいる会社は、ほとんどないのではないでしょうか?

まして、支払い原資を用意しているところは少ないですね。

ただ、節税目的で、生命保険に入って、その流れで役員退職金にあてよう、という会社は結構あると思います。

会社の将来をどのようにするか、わからない会社も多いかと思います。

子供が継ぐのか、社員の誰かが継いでいくのか、最終的にはM&Aみたいな形になるのか、それとも一代で終わりにするのか...。

いずれの形になるとしても、役員退職金というのは、考えておいた方がいいと思いますね。

考えておくのと、まったく考えていなかったでは、ずい分違いますから...。

いくらいいバランスシートでも、ひとたび役員退職金の引当金を載せると、ガタッと悪くなってしまう会社も多いのでは?

と思います。

でも、それが本当の姿なのです。

「辞める時のことなど、考えてやっていないよ。」と言われる社長も多いかも知れません。

でも、辞めるにしても、引き継いでもらうにせよ、そこまで考えて、

十分な財務体質を持つ会社、にして欲しいですね。

その原資も、きちんと考えておくことが、大事だと思います。

編集後記

うちに4か月いたフィンランドからの留学生が、今週帰ります。あっという間でしたね。はじめてなので、いろいろバタバタしましたが、本当にお互いいい経験だったと思います。いろいろ価値観が違うところも学べたのは、良かったです。
今週からちょっと寂しくなりますね。

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