借入れをいかに活用するか【実践!社長の財務】第785号

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借入れをいかに活用するか【実践!社長の財務】第785号

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

11月後半、もうかなり寒くなってきました。
スーツも冬物にするか、コートを着ようか、迷う時期でもあります。
急激な変化で、風邪をひかないようにしていきたいですね。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!

借入れをいかに活用するか

昨今、会社を成長させるには、借りやすい今、たくさんお金を借りて、どんどん事業投資など成長のために使った方がいい、

という論調や本が増えているような気がしますね。

確かに事業を成長発展させるためには、限られた自己のリソースだけでなく、借入金などのレバレッジ(てこの原理)を使うことは有効な戦略だと思います。

ただ、借入をどんどんしろ、という言葉だけが踊るのはどうかと思います。

借入れが悪いのではなく、それを何のためにするのか、ということです。

手元流動性が少ないために、つまり運転資金として借りるならば、昨今金利も低いし、まだいいと思います。

ただ、明確な戦略がないまま借りて、安易な事業に投資するようになると、これはすごく危険だと思います。

先週ニュースになったライザップが正にそうですね。
本業は調子がいいのに、M&Aそれも赤字企業に投資をしたために、大きな損失を出すことになりました。

戦略がなかったかどうかはわかりませんが、ちょっと考えが甘かったような気がします。

お金があれば、お金を簡単に調達できる、という状況だと、その使い途が甘くなってしまいかねないのです。

これがうまくいかないと、投資した事業を立て直す苦労、借入れしたお金を返済する苦労が、どっと押し寄せてきます。

社員や取引先の信頼も失ってしまうかも知れません。

借入が先にあるのではなく、これから何をするのかが、先になければいけません。

そのために資金をどうするか、というのは次に考えることです。とても当たり前のことではありますが、資金調達をしやすい今こそ、原理原則をよく考えておかなければといけません。

その上で必要であれば、大いに借入金を活用すればよいでしょう。 

編集後記

昨日は母校立教大学の池袋キャンパス100周年の記念式典に行ってきました。立教出身の司会者・アナウンサーBIG4(皆様も知っている方々です)の、特別トークセッション、最高に面白かったですね!この4人が揃うのは最初で最後、ということでマスコミ取材やTVも入っていましたが、BSで流れるようです。
立教はTV・マスコミは非常に多いですが、政治家や大企業経営者は少ないですね。偉ぶらない反面、野心家は少ないなど、本当に校風が現れているなあ、と思いますね。

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