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実践!社長の財務

目標数値の決め方【実践!社長の財務】第407号

目標数値の決め方【実践!社長の財務】第407号

2011.08.22

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

後継首相の顔ぶれが揃ってきましたが、一体誰がいいのかわかりません。

絶対この人がいい、という人がいないですね。
とりあえず、私としてはですが。

後継首相になる人には、是非、自分の考え、主張、日本をどうしていくのかを、具体的かつ力強く言って欲しいですね。

そして、国民から多くの支持を得られた人を、後継首相に 選んで欲しいと、思います。

本当は、直接選びたいところですが...。

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう

目標数値の決め方

弊社も9月から新年度で、今、新たな目標数値を作っているところです。

目標数値をどう決めるか、トップダウンで決めていくのか、それともボトムアップで決めていくのか、なんていうことが、よく議論されたりします。

そこで、今日はその話題にしたいのですが、

このメルマガで、何度も紹介している、「稲盛和夫の実学」の経営問答に、そのテーマが取り上げられています。

この問答は、私の大好きな部分です。

その要点を、以下に紹介したいと思います。

目標が高いか低いか、トップダウンでいくかボトムアップでいくか、そのような考えでいくのでは、決して優れた経営はできない。

まずは、経営者が「こうありたい」という数値を持つことだ。

経営目標とは、経営者の意志そのもの、なのである。

その上で、決めた目標を社員全員に、「やろう」と思わせるかどうかが、重要なのだ。

「人のこころをどうとらえるのか」が、経営においては一番大事なのである。

組織の中にいる人の心理は、どうなっているのか、それは、どうすれば動かせるのか、

が、わかっていることが大事なのだ。

経営目標という経営者の意志を、全社員の意志に変えるには、やはりトップダウンでしか、あり得ない。

まず社長の方から働きかけ、いざ目標として「今年は倍やろう」と言った時に、周りの者が「一緒にやりましょう」と、
 
自然に言うような雰囲気をつくることが、必要なのである。

しかし、思い切って大きな目標を立てる場合は、そこに大きな「商機」というものが、存在するものでなければならない。

目標は何か、一体何をやりたいのか、そのためにどうすればいいのか、何度も何度も頭の中でシミュレーションをすれば、

やがて「商機」のありどころが見えてくる。

そこへみんなを引っ張っていく、のである。

そして、どれだけのものをねらうのか、それがみんなに示す目標なのである。

以上、会社の目標というのは、そうやって決めるんですね。
(ほんの一部ですから、実学持っている人は、是非、全文読んでください。第2部の4です)

会社といっても人の集まり、やはり最終的に大事なのは、「人の心のあり方」なんですね。

機械的に数字を出していくわけではないのです。

目標を立てて、実行するのは、人なのですから。

是非、参考にしていただければと思います。

編集後記

急に肌寒くなってきましたね。もう夏も終わりかと思いきや明日からまた最高気温は30度以上になるようで、少し安心。
夏生まれなので、夏が行ってしまうとちょっとさびしいですね。

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