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実践!社長の財務

伝票会計からシステム会計へ【実践!社長の財務】第312号

伝票会計からシステム会計へ【実践!社長の財務】第312号

2009.10.26

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

月曜の朝から雨は、あまりいい気分ではないですね...
これから、ちょっと遠くへ行きますし。
ということで、今日は時間がないので、早速、本文に入りたいと思います。
 
本日も、実践!社長の財務いってみましょう!

伝票会計からシステム会計へ

会計のしくみを作るにあたって、私たちが新しいお客様に対応する場合は、次のような観点からそれぞれしくみを作っていきます。

1.現預金管理
2.売上計上の流れ、売掛残高の管理方法
3.支払い業務の流れ、原価経費の計上方法
4.経費精算方法
5.固定資産の管理方法
6.給与計算の流れ

細かいことはいろいろありますが、概ね上記の6つの管理方法や、会計処理の方法を決めていけば、経理および会計処理をきちんとできるような、しくみができます。

最近は、手書きの補助簿や伝票などは、あまり使われなくなってきていますから、どこから、どのようにデータを集めて、会計ソフトに入力するのかを決めておくことは、大変重要です。

以前であれば、すべて伝票に起こして、それを見てコンピュータに入力する、というのが基本でした。

したがって、確実にもれなく伝票を起こすことが重要でした。
すべての入力データの元は伝票にありますので、何か不明点があれば伝票を見ればすべて解決した、というような状況です。

しかし、この伝票(入金、出金、振替)が、今はほとんど作られなくなってきていますね。

通帳や請求書、管理表から直接入力したり、Excelやその他のシステムから、手入力を介することなく、データを読み込んでしまったり、することが多くなっているからです。

こういう状況であればこそ、最初にやり方をバッチリ決めておかないと、後での見直し、チェックが非常に難しくなります。

また、間違えた処理をしてしまった場合に、その発見や修正に苦労をすることになります。

伝票の時代ではなく、今の時代に適した、わかりやすくて、便利で、効率的で、そして間違いの少ない会計処理のやり方、これを構築していくことが、大変大事だと思います。

まだまだ、今は「伝票会計」から「システム会計」への切り替わりの真っ只中です。

この「システム会計」のしくみをどのように構築するのか、活用するのか、私どももこれを大きなテーマとして、取り組んでいます。

編集後記

昨日は、母校のホームカミングデーに参加してきました。年1回、OBが母校に帰って、旧友や大学と触れ合おうというイベントです。OBの文化祭みたいなものですね。そこで私たちの仲間で、カレー屋さんを出店しました。慣れないカレー販売でしたが、楽しんできました。目標100食完売です!

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