エンディングノートでできること【実践!相続税対策】第385号

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おはようございます。税理士の利根川裕行です。

先日、ネットニュースで、ある自治体が、無料でエンディングノートを配布し始めた、という記事を目にしました。

エンディングノートの無料配布については、以前から、いろんな団体が行っております。

WEBで検索すると、無料でダウンロードできるHPがありますので、ご興味のある方は、ご確認いただければと思います。

今回、このエンディングノートでできることについて、簡単にまとめてみたいと思います。

なお、エンディングノートへの記載内容等につきましては、当メルマガ第192号にも書いてありますので、そちらもご参照ください。

まず、エンディングノートの位置づけですが、ここを間違えるとトラブルの原因となる可能性があるため、要注意です。

エンディングノートと、遺言書を比較するかたちで、説明していきたいと思います。

まず、エンディングノートへの記載事項は、法的拘束力を持ちません。

エンディングノートに遺産分割内容を記載しても、法的な効力はない、ということです。

逆に言えば、法的拘束力を持たないため、気軽に自由に書けるのが、エンディングノートなのです。

遺産分割について、法的拘束力を持たせるには、遺言書が必要となります。

法的効力を持たせるために、遺言書には民法に従った厳格な様式や形式があるのです。

一般的には、エンディングノートで考えや想いをまとめてから、遺言書を作成するという流れになります。

では、エンディングノートの必要性を、少し考えてみたいと思います。

・これまでの人生の振り返り、思い出や記録を残すきっかけとなる

・特に、家族への想いを、目に見える形で遺すことができる

・葬儀問題や、相続手続きの際に、家族が慌てることがなくなる

・財産の棚卸しができることで、遺産分割や生前贈与対策がしやすくなる

紙に書くといった、目に見える形にすることで、家族への想い、感謝の念が蘇ってくるものと思います。

また、紙に書くという行為により、自分の考えを整理でき、家族等に自分の気持ちを伝えることも可能です。

相続の際には、遺産分割内容に関する想いや、背景を伝えることに役立つことにつながります。

エンディングノートを利用して、遺言書の内容をまとめた場合、その想いなどを、遺言書に付言事項として記載することもできます。

付言事項は、法定な拘束力はありませんが、心の相続となります。

「争続」は気持ちの問題と言われていますので、争続を回避することにつながるかもしれません。

このように、エンディングノートは、相続に対し、ご自身の考えをまとめ、伝えるためのツールにもなり得ます。

遺産分割、相続税対策にもつながっていきますので、ご興味のある方は、ご利用されてみてはいかがでしょうか。

弊社でも、エンディングノートは用意しています。

今後、東京メトロポリタン相続クラブの会員様限定で、セミナー等のイベントと連動する形で贈呈させていただこうと考えております。

近日中は、下記セミナーを企画しておりますので、よろしければ是非、ご参加ください。

━━━【セミナーのご案内】━━━━━

■『認知症対策と家族信託の活用』
https://www.tm-tax.com
講師:司法書士 坂野 弘樹
──────────────────
”もしもの時に備えるために、家族信託について知っておきましょう!”

<主な内容>
●なぜ、いま家族信託なのか?
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昨今、認知症や脳梗塞等による意思無能力のリスクは誰もが抱える課題となってきております。

認知症等に関係するリスクに関係する対策は、生前の元気な内にしかできません。

そのような事例もご紹介しながら、成年後見制度、遺言、家族信託の比較を交え、家族信託の活用について、わかりやすくお伝えするセミナーです。

※皆様のご参加をお待ちしております!

●日時
令和元年6月11日(火)14:30~16:30(受付14:00~)

●会場
新宿アイランドタワー12F会議室
新宿区西新宿6-5-1 丸の内線「西新宿駅」地下から直結

●参加費:3,000円
※東京メトロポリタン相続クラブ会員は無料です。
会員でない方は、下記ご入会の上お申込みいただければ、無料とさせていただきます。

※お申込みは、本日中に下記サイトに申込みページをご用意いたします。
https://www.tm-tax.com

編集後記

本年6月11日に相続クラブ会員向けのセミナーを開催致します。
今回は、講師に司法書士の先生をお招きして、主に家族信託の活用をテーマにお話しいただきます。上記にご案内していますので、ご興味のある方・お時間のご都合がよろしい方は、是非、ご参加いただければと思います。

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