うちにとって肝となる指標は?
どの会社にも、ここを押さえれば、という指標・数値があるのではないでしょうか?
その数値さえしっかり上げていれば、経営は大丈夫、安泰であるという指標です。
逆に言えば、その数値が上がらないと、危険信号だと言えるようなものです。
たとえば広告に対する反響率、それぞれのプロジェクトの利益率、お客様が繰り返し来てくれるリピート率、あるいはキーとなる部門の売上高や顧客数、などなどです。
経営者が、極めてこの数値を重視し、神経質になるようなものです。
この数値は、単なる1つの数値、企業活動の一部の数値に過ぎないのですが、この数値の良し悪しが企業の全活動を左右してしまうような、そういう数値です。
御社にはそのような数値がありますでしょうか?いや、そのような数値を把握しているでしょうか?きっとあるはずです。そのような肝となる数値が...。
常に安定して収益を上げることができている会社、利益率が高く、それを維持している会社は、この肝となる数値を的確に把握し、それを管理し、常にチェックしているものです。すべてがそうかはわかりませんが、恐らくそうではないかと確信しています。
それは意図してそうなったのではなく、企業を真剣に経営してきた経験から産み出されたものではないでしょうか。正に経営ノウハウ、経営の秘伝と言ってもいいのではないかと思います。
この経営の肝となる指標・数値を、いかに的確にとらえることができるかが、企業を成功に導いていき、その成功を持続させる大きな要因になっていきます。
それは1つではないかも知れません。でも、それ程多くもないと思います。これを的確にとらえられるかどうかは、経営のセンスでもあるかも知れません。どれだけ経営に真剣に取り組んでいるか、にもよるでしょう。
その1点を、是非見つけたいものですね。いや、経営者であれば、だれでもそれは持っていると思います。でも、それが本当に肝となるものなのか、それはわかりません。はずれているかも知れません。逆に言えば、結果を見ればはずれているかどうか、明確ですね。結果が出ていない、どんどん悪くなってきている、というのであれば、やはりその肝はつかんでいないのではないでしょうか?
もしかしたら、環境が変わって、途中から変わっているのかも知れません。経営者がそれに気づかずに、前の指標のままで経営をしているから、悪くなっている可能性が強いですね。
ということは、まずはその肝となる数値をつかむ。
その数値を注意して経営をしていくが、決してうまくいっても慢心することなく、常に環境を見ておく必要がある。環境に応じて肝となる数値が変わることもあるので、それには細心の注意を払っておく必要がある、ということです。
肝となる指標は変わらなくても、その水準が変わってきている。あるいは、肝となる指標そのものが、変わってしまう、そういうこともあるでしょう。
その意味では経営はシンプルだと思います。いかにシンプルに考えられるか、ということが大事です。トップはそこを押さえればいい、いや誰にでもできることではないので、それこそが重要なことです。その1点を良くするためにどうしたらいいのかの方針を出し、あとは経営幹部以下に動いてもらう、それこそが正にトップの役割だと思いますね。
ということで御社の肝となる指標、これを常にとらえる努力をしてください。
そこから、一点突破全面展開で企業を良くしていくことができるのです。
この一点こそ、経営の要になるものなのです。
東京メトロポリタン税理士法人
代表社員/税理士 北岡 修一










