会計だけでは、会社は儲からない。しかし、良い会計がなければ、会社は強くならない
このコラムではずっと、会計に対する意識を高めて、企業の会計を良くすることによって、強い会社、儲かる会社を作ろう、と言ってきています。
しかし、当然のことではあるのですが、会計を良くしただけでは会社は儲かりません。会計はあくまでも、企業の経営をサポートするものであり、経営の機能の一つに過ぎないのです。
当然、会社が儲かる=利益を上げていくためには、その大元となる売上を上げていかなければなりません。まずは何よりも売上がなければ、企業経営は成り立たないのです。
こんなことはわかり切ったことではありますが、いかにして売上を上げるか、まずはこれに全身全霊を傾けなければなりません。お客様に何をどのように提供して、どれだけ喜んでもらえるか、それを考えることが一番なのです。
その上で次には、それらのことをいかに低いコストでできるか、そのための徹底した創意工夫が必要になってくるのです。同じサービスを提供するのでも、コスト・費用がいかに低くできるか、ここに企業の競争力、収益力の原点があるのです。
そしてこの売上を上げる、コストを下げる、という企業活動の状況を、逐一詳細に報告してくれるのが会計です。飛行機や自動車の各種計器、メーターみたいなものですね。
ですから、会計というのは、常に経営の中心に置いておかなければいけない、ということです。会計はいつでも、最新情報が見れるように、中心に置いておくのです。そしてその状況に応じて、経営者や社員の皆は、飛行機や自動車を適切に判断して運転していくように、経営判断や営業活動を行なっていくのです。
会計とは、企業活動の主ではないが、企業が正しい方向にいくためには、欠かせない重要な機能といえますね。
だから、会計だけでは儲からないけれど、会計がなければ、あるいは会計を知らなければ、企業は儲け続けることはできないし、結果として強い会社にもなることができないのです。
是非、常に会計を中心において、会計からの情報がタイムリーに、それを見る人たちに必要なものが、わかりやすく表示されるよう、会計のしくみを作っていくことをやっていって欲しいと思いますね。
東京メトロポリタン税理士法人
代表社員/税理士 北岡 修一










