会計理念を持つだけで、大丈夫!
経営には様々な要素があります。まずは、何を売るのか=商品のこと、どうやって売るのか=マーケティングのこと、人のこと、組織のこと、お金のこと、設備のこと、製造のこと、営業のこと、仕入のこと、経理のこと、教育のこと、そして方針や理念・・・などなど、考えなければならないことは、本当にたくさんあります。
これだけのことをすべて考えなければいけない経営者というものは、本当に大変なことです。相当の能力と情熱が必要になってきます。企業の数は、日本に300万社とも言われていますが、果たしてそれだけの優秀な経営者が、どの位いるのだろうか・・・と思ってしまいます。
実際、中小企業などを見ていると、上記のようなことをすべてできている経営者は、ほとんどいません。どこか得意な分野はあるけれど、あとは不得意である、という経営者がほとんどです。大手企業で勉強もキャリアも、十分に積んできた経営者なら別なのでしょうが・・・
では、経営者は上記のことを全部知らないと経営はできないのか、というと、そういうこともありません。自分の得意な分野だけで突っ走り、その他のことは回りの人間がフォローしている、ということでも何とかやっていけるのです。ただ、どうしても片寄りが出てしまうため、思ったような業績を残せていない、いつまでも零細な企業が多いのも事実です。
そして、最も経営者、特に中小企業の経営者が不得意なのが、会計、数値管理に関する分野です。会計に関する分野が弱いため、いつまで経っても弱い会社・不安定な会社になっているのです。
そこで最近強く思うのですが、難しいことは言わずに、このサイトで主張している「会計理念経営」さえ、実行すればそこそこの会社になれるのではないか、ということです。
経営者は自分の強い分野はガンガン突っ走ると共に、「会計理念経営10ヵ条」を読んでいただき、それを1こずつ、すべて共感して&実行してもらえれば、必ずしや強い会社・儲かる会社になっていくと、確信しています。なぜかは、「会計理念経営10ヵ条」を読んでいただければわかると思いますが、必ずしも会計のことだけが書いてあるわけではありません。右手に理念、左手には会計を! 両方が大事なんだ、ということを書いているつもりです。
その典型が、実は私だと思います。正直、自分自身、経営者としてはあまり能力があるとは思えません。情勢を分析して戦略を描いたり、それに基づいて組織をつくり人を統率したり、新規事業のアイデアをどんどん出したり・・・というような能力は残念ながらそれ程ないような気がします。
しかし、自分で掲げた「会計理念経営」に関しては、まだ完璧でないにせよ、これを目指そう、実行しよう、ということは日々努力しております。
その結果、大した経営能力がなくても、少しずつでも増収し、毎年それなりの利益も計上することができ、自己資本比率も70%以上はある企業グループになっています。業種柄もありますが、無借金経営で資金繰りの心配もありません。自分で言うのも何ですが、なかなかすばらしいバランスシートになってきています。
これも本当に「会計理念経営10ヵ条」を、地道に実行してきたからだと思います。
様々な経営能力は持つことは重要ですが、まずは、「会計理念経営10ヵ条」を読んでいただき、それを実行することをやっていただければ、どんな経営者でも「いい会社」を作っていくことが可能だと、信じております。
この私ですら、何とかそれなりの企業経営ができているのですから・・・
東京メトロポリタン税理士法人
代表社員/税理士 北岡 修一

