嘘をつかない経営
数字は嘘をつきません。現状を教えてくれるものです。
これは、誰でもがそうだ、と言うでしょう。
出てきた数字自体には間違いはないのです。
もちろん、その計算過程に間違いがあれば、間違った数字が出てきます。
それは論外です。
この現状を教えてくれる大事な数字を、経営の現場では、時としてゆがめて使っていることがあるのです。
いわゆる操作をしてしまう、ということですね・・・特に決算の時など。
こんなもったいないことはありません。
何の操作もしない、本当の数字を見ましょう。
数字は嘘をつかない、今まで考えてきたこと、やってきたことが数字にすべて表れています。これを利用しない手はない。
いくら取り繕うと、言い訳をしようと、数字は結果を表しています。
だからそれを受け入れて、謙虚に受け止めるとともに、今までの考え方、行動を反省するのです。
そして、今後、それをどう改善していったらいいのか、自社の理念、ミッション、ビジョンをベースに、考えることが大事なのです。
その上で、具体的対策を出し、行動していくのです。
正しい数字を正しく出し、愚直に信じて、反省して、行動をしていく。
この繰り返しが、いい会社を作っていくのです。
これが経営の原理原則です。
こんな貴重なことを教えてくれる数字を、みずから正しくないものにしてしまう愚かさに早く気づかなければなりません。
もっと数字を大事にしましょう。尊重しましょう。一切の操作はしないと・・・
「○○費が多いですね。」
「うーん確かに。でも、□□だからしょうがない。」
よくある会話です。でも、実は、本当に多いとは思っていないのではないでしょうか?
しょうがない、と言ってしまっては、せっかくの数字の情報を活かしていません。心から信じていないのです。
なぜ多いのだろうか?本当に必要なのか?減らす方法はないのか?
数字の情報をもとに、これを真剣に考えることです。
対策を出し、実行をすることです。これだけです。いい会社になるか、ならないかの差は・・・
いかに、「数字を本気で信じられるか?」これが、その差につながってくるのです。
儲かる会社と、儲からない会社、
いい会社と、あまりよくない会社、
お金のある会社と、ない会社、
この差に、つながってくるのです。
「嘘をつかない経営」というのは、自分に嘘をつかずに正しくやると決心すること。
すなわち、自分を絶対的に信じることが大事なのです。
それが、自信を持つ、ということです。
東京メトロポリタン税理士法人
税理士 北岡 修一










