積み重ねが力になる【実践!社長の財務】第711号

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Business sky

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

梅雨なのにあまり雨が降らない感じですね。
また、降ってもちょっと昔とは降り方が違うような…熱帯化しているような気がします。

水不足にならなければいいのですが。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。

積み重ねが力になる

強い会社、ちょっとやそっとでは潰れない強い会社になるのは一朝一夕にはできることではありません。

毎期毎期の積み重ねが、本当に大事だなと、最近つくづく思います。

財務的には、やはり内部留保をしっかり持つようにしていき、自己資本比率を高めていくことです。

先日の日経新聞に、上場企業の自己資本比率が40%を超えた、ちょっと高過ぎるのでは、みたいな論調で書いてありました。

上場企業はいざ知らず、中小企業はそんなことはお構いなく自己資本比率を高めるべき、と思います。

自己資本比率を高めていけば、知らず知らずのうちに、様々な財務内容が良くなっていきます。現預金が増え、借入金が減り、資金繰りが楽になっていくのです。

資金繰りが苦しくなった、借入れが思うようにできない、売上の減少傾向に歯止めがかからない...となった時に誰が助けてくれるのでしょうか?

銀行は晴れの日には傘を貸して、雨の日には取り上げるのです。そんな時には確実に当てになりません。

正に自己しか頼りにならないのです。日経新聞が何と言おうが、自己資本比率を高めていかなければなりません。

そうすることによって、会社は別次元の世界に行くことができます。
盛和塾で、稲盛塾長はこれを「棲む世界を変える」と言います。

利益率が10%を超え、自己資本比率が50%を超えてくれれば棲む世界がまったく変わってくるのです。

それには、毎期毎期の積み重ねが必要です。

毎期利益をしっかり出し切る。先々号に書いたように、利益が出そうだからと言って、調整などはせずに、出せる時にはしっかり出し切ることが、重要なのです。

税金などは、この国で商売やるための一種の経費と割り切り、目をつぶってでも支払うことです。

そのようなことを毎期継続していけば、いつの間にか、強い会社、別次元の会社になっているのです。

現預金が十分あって、借入はほとんどなく、本当に財務内容のいい会社というのを、皆様も見ることがあると思いますが、

そういう会社は、毎期上記のようなことをやってきた会社なんですね。

時間はかかるかも知れませんが、是非、そういう会社になっていきましょう!

編集後記

利益が出そうだから、期末に来期(1月)からのために広告宣伝(チラシ等)をうった会社がありましたが、残念ながらほとんど先行宣伝の効果がありませんでした。

ちょっと前とは違って、年が変わるとリセットしてしまうみたいだと経営者は言っていましたが、これだけネットが浸透してくるとやはり紙媒体のチラシを取っておく、という習慣がなくなっていくんですかね...。ということで、やはり利益が出る時はそのまま出す、方がよい、ということですね!

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