投資か、消費か?【実践!社長の財務】第707号

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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

今日は、先日読んだ個人のお金の使い方の本からヒントを得て、会社の経費の使い方を考えてみました。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。

投資か、消費か?

会社で使われる経費には、様々なものがあります。

当然、それらは事業活動に必要な出費であるはずです。

ただし、会社が利益を上げ、さらに高い利益率を上げていくためには、できるだけ経費を節減していく必要があります。

そのため、常に経費の見直しや、効率的な方法、コストのかからない方法、低コストでできる方法を検討していることと思います。

利益目標の達成が困難な時や、業界が不況に陥ってしまっている時などは特に、まず経費節減を、という声がかかるでしょう。

ただし、経費を見直す時は、その経費が投資か、消費(あるいは維持費)かを、よく見極める必要があります。

投資とは、今および将来の収益につながっていく支出であり、かけていかなければならない経費です。

消費あるいは維持費は、事業をしていくために最低限かかってしまう、かけざるを得ない経費です。

この投資か、消費(あるいは維持費)かを、すべての経費について考えてみることをお奨めします。

これは、必ずしも正解はどちらかではありません。
会社によって、経営者の考え方によって、変わるものです。

たとえば、給与はどうでしょうか?

これを投資と考えるか、維持費と考えるかで、会社はずい分変わってくるでしょう。会社の雰囲気も変わってきますね。

広告宣伝費は、投資と考えるかも知れません。

家賃などは、維持費でしょうか?
店舗の家賃などは、投資かも知れませんね。

消耗品費は、ほとんどが消費あるいは維持費ですね。

研修費は、将来の投資と考える方がしっくりきますね。

というように考えてみてください。

その上で、消費または維持費であれば、いかにコストを下げるか、できるだけ効率よく使うかを考えます。

投資であれば、効率やコストよりも、いかに将来のリターンが多くなるように使うか、場合によっては安いものよりも高いものを選んでいく、ということもあるでしょう。

投資と消費では、使う時の考え方が違うのです。

これを勘違いしないことですね。

全社一律経費節減、などと言って、投資も消費も同じように節減していったら、会社の将来もなくなってしまうかも知れません。

理想的には、すべてが投資に属する支出であるとなれば、会社には一切のムダがない、強い会社になるのでしょうね。

「うちは経費ゼロ」なんて書いてあった本があったような気がします。

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