在庫を見れば管理レベルがわかる【実践!社長の財務】第669号

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ビジネスマン

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

8月もいよいよ最終週です。
今年は関東に来る台風が多いですね。
また、明日も直撃になるのか、あるいは少し上にずれるのか天気予報から目が離せませんね。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。 

在庫を見れば管理レベルがわかる

ある経営コンサルタントの人が言っていましたが、会社のコンサルに入る時は、まず、在庫の状態を見る、そうです。

在庫がどのような状態か、どのように管理しているのかを見れば、その会社全体の管理レベル、経営のレベルがわかると言います。

確かに、在庫は企業の命運を握っています。
売りたい時に在庫がなければ、売上を上げることができません。

せっかくいろいろな営業活動をしても、いざという時にモノがなければ、お客様は他に行ってしまいます。

店頭でもお客様がせっかく買いに来たのになければ、他の店に行ってしまうでしょう。そんなことが連続であった日には、もうその店には来ないかも知れません。

また、逆に在庫が過大になれば、企業の資金繰りを圧迫します。
お金が出ていくだけで、売れなければ在庫の山になるだけで、お金は入ってきません。

さらには、古くなれば売れるはずだったものも、デットストックとなりゴミの山になってしまいます。

在庫が多いということは、倉庫のスペースや管理の手間、人件費その他維持費も膨らんでいくでしょう。

このように在庫は、多くても少なくても企業に問題を引き起こしてきます。

在庫は、ただモノの管理ができればいいというものではありません。
在庫を見れば、経営管理のレベルがわかる、というのは在庫の問題は、経営全般に関わる問題だからです。

在庫が適正に管理されるということは、まずは何をどれくらい仕入れるのか、マーケティングや営業部門との連携が必要となってきます。

在庫が入ってくれば、倉庫などの現場がどのように現物を管理していくか、物流はどうするか、ということになってきます。

さらに在庫に関する資金の問題は、経理財務、在庫が会社全体で適正になるようなシステム構築、運用などもからんできます。

また、滞留した在庫をどう処分するかは、経営の意思決定も必要になってくるでしょう。

経営におけるあらゆる部門が関わり合って、在庫は適正に管理されていくのです。

だからこそ、在庫管理は経営力が問われるのですね。

したがって、在庫管理の状況を見れば、経営がどの程度のレベルであるか、わかってくるということです。

まずは、在庫に売れないもの、不良品などがどれくらいあるのか、それをどのように処理するのか、から始めていって欲しいですね。

編集後記

昨日は気のおけない友人であり、経営の勉強会の仲間でもある方の葬儀でした。私よりも若く、情熱を持って経営をしていたので本当に残念で、悲しいものです。ご冥福をお祈りします。

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