年間計画をどれくらいにするか?【実践!社長の財務】第667号

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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

8月15日、今日は終戦記念日ですね。
オリンピック真っ只中で、ちょっと忘れ気味ではありますが、少しの時間でも思いを馳せたいと思います。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。 
 

年間計画をどれくらいにするか?

新しい期が始まる前には、新年度の年間計画、目標、予算を立てる会社が多いと思います。

これから1年、会社は何を目指し、何を重点課題として、いくらの売上、利益を上げていくのか、全社で共有の目標を持つことは、会社経営において大変重要なことです。

この目標があるからこそ、全社一丸になれる、成長発展していくことができると思います。

年間計画を作っていない会社は、是非、全員で作って欲しいですね。

この年間計画を作る場合に、どうやって作るのか、どのくらいを目指すのか、経営者は非常に悩むところではないでしょうか?

すなわち、経営者がこのくらいを目指すぞ、と言って作るのか、各社員、部門が自ら目標を出して、それをまとめ上げて作るのか、ということです。

もちろん、各社各様で良いのですが、結果として出てくる目標がどうなのか、ということです。

各社員、各部門から出してくれば、恐らくそれ程高い目標は出てこないでしょう。

自ら首を絞めるような高い目標など、出したくないのが普通ですから。

逆にトップダウンで決めていくと、大体の場合、高くなりますね。
そうすると、トップが勝手に決めたのだから、と言ってできなくてもしょうがない、自分で決めたわけではない、と思ってしまいます。

よく目標は、高過ぎてもいけない、低過ぎてもいけない、頑張れば手が届くくらいの目標が良い、と言われます。

口で言うのは簡単ですが、このような目標を決めるのは、簡単なことではありません。

京セラ創業者の稲盛和夫氏は、経営は人の心の動きの問題だ、と言います。

その計画を決めることによって、社員の心理がどうなるか、ということが最も大事だ、ということです。

すなわち、その計画を、社員全員が「よし、やってやろう!」と思えるかどうか、ということです。

計画をどのように決めるか、高いか、低いかという問題ではないのです。

かなり高い目標であっても、社員が一丸となって、絶対にやってやる、と思える目標であればいいのです。

逆に達成できそうな低い目標であっても、ちょっと今の状況じゃ無理では? と社員が思うのであれば、それはダメな目標です。

そのような心理になるように仕向けていくのが、経営者やリーダーの役割ということですね。

そのためにはどうしたらいいのか。これは計画を作成していくプロセスを経営者がよく考えることです。

現在の自社の状況やライバルの状況、世の中の状況、お客様の状況、こういうことを自分なりによく分析して、だから当社はどうしなければいけないんだ、どういう方向に行くんだ、そのためにはこういうことが必要なんだ・・・

ということを考え、話し、社内の雰囲気、社員の心の動きを良い方向に持っていくことが大事ですね。

これをどうやるか、それこそが、経営者・リーダーの力量なんだろうと思います。

編集後記

オリンピックは見出したらキリがないので、と先週言いつつ、週末はオリンピック、高校野球とテレビにくぎ付けになってしまいました。オリンピックの陰に隠れてしまっていますが、それにしても昨日の東邦高校の、9回裏一挙5点の逆転劇は、すごかったですね...これぞ、高校野球!という感じです。

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