投資に対する利益も見る【実践!社長の財務】第652号

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ビジネスマン

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

GWの前半3連休、いかかでしたか?
いい天気でしたね!

今日1日仕事をして、また3日間休み、また1日仕事をして2日間休み・・・いいですね!こういうのが続くと(笑)。

しっかり鋭気を養ってください!

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。 

投資に対する利益も見る

利益がしっかり上がっているかどうかは、通常は利益率で見ます。
利益率は、営業利益率や経常利益率などですが、これらは当然売上に対する率です。

100売上げたら、いくらの利益を残せているのか、稼ぐ力を見ているわけです。

しかし、これだけ見ていてもダメな場合があります。
それは、事業を始めるために大きな投資をしている場合です。

工場や店舗などの投資です。

利益と利益率だけ見ていても、その投資を回収できているのか、投資に見合った利益を出せているのか、がわかりません。

先週、利益はオピニオンと書いたように、設備投資を何年で償却するかによって、利益はまったく違ってきてしまいます。

また、物理的な耐用年数という考え方と、投資は何年で回収したい、という経営者の考える年数は、まったく違います。

そこで、やはり投資に対する利益の判断は、別途する必要があります。

それが、ROI(投下資本利益率、投資利益率)です。
計算式は次のとおり、カンタンなものです。

 ROI= 利益 / 投資額

利益は営業利益でも経常利益でも、良いと思います。

たとえば、投資額を10年で回収しようとすれば、ROIは10%以上必要、ということになります。

ROIが何%以上であればいいのかは、経営者の考え方によるでしょう。

以前、このメルマガでも、サイゼリヤのことを書きましたが、サイゼリヤでは、このROIを20%としています。

ネットで検索すると出てきますが、サイゼリヤ出店の必勝方程式は次のようになっています。

・ROI=20%
・営業利益率=10%
・売上高=1億円
  ↓
 営業利益 = 1億円×10% = 1,000万円
 店舗投資額 = 1,000万円÷20% = 5,000万円
 投資回転率 = 1億円÷5,000万円 = 2回転
  

とても明確ですね!

5,000万円を投資して出店し、売上を1億円上げ、利益を10%出し、5年で回収する、ということです。

 
このように利益率だけではなく、投資利益率も考えながら事業を組み立てていく。

その通りになるように、事業の中身を構築していく、是非このような指標をもって、経営をして欲しいですね。

編集後記

GW間を休めば10連休にもなりますが、海外旅行に行くのでなければ3日も休めばかなりのことができますね!それが3回もあるのだから、一気に休むよりその方が3回も楽しめる、とも言えますね!

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