部門別の数字を出す、活用する【実践!社長の財務】第613号

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ビジネスマン

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

8月に入りました。連日の猛暑日すごいですね。
外に出ると熱中症にかかるのは、よくわかるような気がしますね。
過信せず、無理せずいきましょう。 

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。
 

部門別の数字を出す、活用する

先週は、PDCAサイクルの話をしました。

月次でPDCAを回していくためには、日次でしっかり把握していくことが大事、ということでした。

 
そのためには、会社全体の数字、損益だけを見ていてもダメです。全体だけだと、どこが良くて、どこが悪いのか、わからないからです。

やはりある程度の部門に細分化して見ないと、具体的なところまでわかっていきません。

したがって、1人2人ならいざ知らず、数人以上の組織であれば、部門別の数字を把握していくことが、必要です。

PDCAサイクルをしっかり回して、会社の業績を良くしていこう、ということであれば、この部門は当然、活動の単位であり、人の集団ごとが基本になります。

その集団にはリーダーがいて、そのリーダーを中心にPDCAサイクルを回していきます。

具体的に活動する単位ごとに、数字が出れば、何でその数字が出てきたか、振り返ればよくわかります。

また、そこから対策を立てて、実際に行動していくのも人でありその集団ですから、人の集団ごとの数字をいかに正確に出すか、ということが重要になってきます。

是非、自社の部門別数字が、実際に動く活動の単位ごとになっているか、チェックしてみてください。

また、その集団は、全員で共通の目的を持って、相互に協力しながら仕事をしていく集団です。

単に関連する人を集めた数字を出しても、PDCAを回すということにはなりません。

基本的には、部とか課とか、チーム、というものが単位となるでしょうね。

また、その部門に計上する経費も、その集団が理解できるものでなければいけません。

直接の原価や、部門に所属する人の人件費や経費などは、わかりやすいですが、共通費の配賦などは、とたんにわかりにくくなります。

同じ場所での家賃や光熱費の負担分などは、まだわかりやすいですが、遠く離れた本社の経費負担などになると、なぜこんなに負担しなければいけないのか、ということがわかりにくくなります。

そのような本社費も、全体でこのようなものがこれだけかかっていて、このような負担計算から、あなたの部門にはこれだけ負担していただきたい、

というような論理的な説明が、必要ですね。
ここで不満を持っている部門リーダーは非常に多いように思います。

部門別数字を出し、それを部門のメンバーが活用すること、その数字を意識して仕事をしてもらうこと、それができれば、会社の業績は自ずと伸びていきます。

中小企業では、まだまだそこまでできていない会社が多いので、是非、その「しくみ」を作って欲しいですね。

編集後記

1年間留学してやっと帰ってきた娘が、また昨日から短期留学へ旅立ちました。今度は英国ですが、それにしてもずい分安いチケットを探してきたものだなと感心しますが、本当に沖縄ななんかに行くよりもずっと安いのにビックリです。

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