経営は天才でなくてもできる【実践!社長の財務】第606号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
HC067_L

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

安保法制、混迷になってきましたね。
ここは原点に戻った方がいいと思いますが...。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。

経営は天才でなくてもできる

会社経営は、能力がなければ、ある種の天才でなければできない、と思っている人が多いように思います。

確かに数年で上場してしまう会社や、画期的な製品やサービスを開発して、急成長する会社を作るには、相当の能力がいるでしょう。

そういう会社を作れる人は、やはりある種の天才だと思います。

でも、そういう会社ばかりではありません。

どこにでもあるような地味な商品やサービスで、会社の規模は大きくないし、それ程成長(拡大)もしていない。

でも、毎年きっちりと利益を上げ、フレンドリーで、お客様から慕われて、なくてはならない会社になっている会社も、とても多いものです。

そのような会社の社員も、幸せに見えます。

そういう会社を作っていくのに、ものすごい能力が必要であることはありません。

考え方と努力がしっかりあれば、そのような会社は誰でもできると思います。

考え方とは、お客様や社員や、商品、サービスに対して真摯である、ということです。

お客様に喜んでもらおうとか、社員を少しでも良くしてあげようとか、この商品、このサービスをもっともっといいものにして、世に広げていこう、役立っていこうとか、そういう良い考え方があることです。

その結果、売上も上げたいし、利益も出したいし、自分や社員の給与も少しずつでも増やしていきたい、と考えればいいのです。

そのための努力を、惜しみなくする、し続けることができるかどうか、ですね。それを自分だけでなく、社員と共にやっていくことです。

それにはやはり、強い思いを持ち続けることが大事です。

理念というか、目的というか、この会社をどうしたいかというものを持っているかどうかです。

このような考え方があって、一生懸命努力をしている会社は、結構多いと思います。

中小企業の経営者は、真面目で一生懸命な方が多いので、上記に多くの方は当てはまるのではないでしょうか?

しかし、いい経営をして、すばらしい会社を作っていくためにはもう1つ、会計、経営管理をしっかり行う、ということが必要なのです。

考え方と努力はできているのに、この最後の部分ができていないために、いい経営、いい会社になっていないことが多いことを、痛感しています。

だから、このメルマガをやっているような気がします。

一生懸命努力して経営してきたら、最後は会計をしっかりやること、これで会社はどんどん良くなっていきます。

どのようにやるのかは、今まで書いてきたとおりですが、大事なのは、公明正大にきちんとした会計をすることです。

公私混同をしないとか、自分勝手な操作をしないとか、ムダな経費を使わないとか、会社の実体を表わした会計を行う、など本当に基本的なことです。

それをしっかりやることです。利益が出ると税金が高くなるので、どうしても払いたくないといって、ムダ遣いや変な節税をしないことです。

しっかりと税金を払って、内部留保を貯めていくことです。

これを継続すれば、信じられないほど、ものすごくいい会社になってきます。財務基盤がしっかりして、無借金経営に近づいていき、ちょっとやそっとではつぶれない会社になっていきます。

本当に正直なところ、経営に天才的な能力は必要ないと思いますね。

あるに越したことはありませんが、それでも考え方がしっかりしていないと、能力があったばっかりに大きく躓いて、会社を倒産させてしまうことになりかねません。

そんな例は枚挙に暇がありませんね。たくさん見てきました。

是非、愚直に経営をしていただければと思います。

編集後記

 
先週ベルギーから帰ってきました。首都ブリュッセルもいいですが、私が行ったのはリエージュというドイツに近い、少しいなかの方です。本当に昔からの建物が多く、ノンビリした雰囲気で、人もやさしく、きれいでいい街でした。娘は1年間の留学でもうすぐ帰ってきますが、久しぶりに会ったらフランス語がペラペラになっているのには、ビックリしましたね。当たり前か…(笑)。

メルマガ【実践!社長の財務】登録はコチラ
http://www.mag2.com/m/0000119970.html