厳しい目で会計をすると、会社が伸びる!【実践!社長の財務】第604号

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経営計画

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

先日、日経新聞に「税理士が節税対策を企業に指導したら、その報告を義務付ける」法案が検討されている、という記事がありました。

ちょっとビックリですね。でも様々な節税手法がはやっていて中には法律スレスレ、あるいは法の隙間を狙ったようなものもありますから、そういったものの抑止策かと思います。

それにしても、最初から手の内を明かすような報告をするのか疑問ですが、報告しないと罰則もありますので、結構効くかも知れません。

とは言え、対象は億円単位の節税の場合のようですから、中小企業の場合は、ほとんど関係ありませんね。
カワイイ節税がほとんどですので(笑)。

ということで、本日も「実践!社長の財務」行ってみたいと思います。

厳しい目で会計をすると、会社が伸びる!

先週は、自社の現状を正しく把握するために、会計基準だけでなく、厳しい目で会計を行って欲しい、ということをお話ししました。

まずは、やはり、真実を捉えて欲しいんですね。

会社は本当にどういう状態なのか、十分儲かる体質になっているのか?バランスシートは本当に、真の姿を表わしているのか?

これは何も正しい会計をやれ、と言っているわけではないんです。

自分のため、社員のために、つぶれない会社を作るため、皆が幸せになれる会社を作るため、なのです。

厳しい目で試算表や決算書を見ていると、間違いなく会社はよくなっていきます。

数字が目に見えて良くなっていくのです。なぜでしょうか?

これじゃあだめだと、一生懸命考えて、対策を打つからです。

もっともっとよくしていかないとと、真剣に思うからです。

数字がビシッと脳にインプットされて、真の危機感を持てれば、それが自然と行動につながっていくのです。

これじゃいけないと、頭が勝手に考えてくれます。
やはり、自然とそうなるようじゃないといけないですね。

でも、脳はそう簡単にはだまされませんから、そこは真実の本気で迫ってくる数字でなければ、脳は動かないのです。

だから、真実の数字を表わせるように追求しよう、ということなのです。

何か非常に情緒的な、ストイックな話しのように聞こえるかも知れません。

でも、こういうことをまじめに本気でやっていると、本当に数字が良くなってくるので、内部留保は貯まるは、自己資本比率は上がっていくは、そして現預金も増えてくるのです。

多少時間がかかるかも知れませんが、間違いなくそうなっていきます。

そうなると強いですよ。

ちょっとやそっとの環境変化があって売上が減っても、まったく資金繰りには困らなくなります。
 
リーマンショックのようなものが来ても、余裕を持って難なく切り抜けていくのです。

さらには、内部留保があれば、絶好のチャンス、という時には思い切った投資ができます。それも自己資金中心で。

事業家にとっては、これが大きいですね。

チャンスの時に投資できる財源がある、この差が、益々成長していく会社と、そこそこで終わってしまう会社との違いではないでしょうか?

切羽詰まった、逆転満塁ホームランの一発勝負ではなく、余裕と自信を持った勝負ができるのです。

是非、そういう会社を目指して欲しいですね。

編集後記

いよいよ明日の夜からは海外出張です。1週間行っていますので来週のメルマガはどうしようかなあ、などと考えています。
向うから送るかも知れません。

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