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実践!社長の財務

強い会社・儲かる会社への道筋【実践!社長の財務】第601号

強い会社・儲かる会社への道筋【実践!社長の財務】第601号

2015.05.11

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

なが~いGWの方も、ついに今日から仕事ですね。

これからは、3月決算、監査、株主総会、目白押しの時期で、私どもにとっては、年間でも最も慌ただしい時期です。

気候は良くなってきましたが、体調には十分注意して乗り切っていきましょう!

ということで、本日も「実践!社長の財務」行ってみたいと思います。
 

強い会社・儲かる会社への道筋

前々回、高収益体質で、財務内容のいい会社にするためには、

すべての数字を社員に対してオープンにすること。また、

そのためには、社長の公私混同を排除していかなければいけない、ということを話しました。

強い会社・儲かる会社にするためには、公明正大な経営をすることが、まずは「大前提」になるということです。

こう書くと、反発する方もいると思います。

「そんな聖人君子みたいなことを言って...そうでなくても儲かっている会社は、たくさんあるよ!」という声です。

確かにそうだと思います。オープンにしなくても、公私混同があったって、儲かっている会社はたくさんあると思います。

むしろこちらの方が、圧倒的に多いと思います。

でも、儲かり続けている会社、順調に成長し続けている会社となったらどうでしょうか?

社長の自分だけの欲が強すぎて、公私混同は当たり前で、社員には隠し事がたくさんあるような会社だったら、ずっと儲かり続けることができるでしょうか?

私の経験上から言えば、そのような会社は、どこかで大損をくらったり、まわりの環境が変わると急に業績が悪くなってしまたりして、儲からなくなってしまうことが多かったです。

一番多いのは、社員が辞めていくことですね。そのような会社では、社員が長続きしません。当たり前と言えば、当たり前ですね。

社長が結局は自分が儲かることしか考えていないのであれば...

ですから、儲かる会社はたくさんあっても、儲かり続ける会社は少ない、ということです。

ましてや強い会社になるためには、儲かり続けて、税金もしっかり払い続けて、内部留保が潤沢になっていかなければ、そうならないわけです。

上記のような社長では、儲かる会社はできても、強い会社は作れない、ということです。

先週書きましたように、強い会社はB/Sがいいわけですからそれには、時間がかかるのです。

ただし、強い会社になっていく、多いケースとしては、社長が途中で気がつく、ということです。

最初の内は、公私混同は当たり前で、とにかく儲けたい、成功させたい、という強い思いで会社を伸ばしていきます。

その内、社員がやめたり、業績が急に悪くなったり、だまされたり、資金繰りで苦しんだりして、今までのことを反省した場合です。

そのような時に社長が改心して、これからは公明正大にやっていこうと、方向転換した時には、急速に会社がよくなっていきます。

このような社長は、元々ヤル気があって、才能がありますから改心さえすれば、ものすごくいい会社を作っていくことができるのです。

そのようになると、いいんですけどね。

ということで、強い会社・儲かる会社を作る、最も基本的な前提はこの程度にして、来週からは、具体的にどのようにそのしくみを作っていくのか、書いていきたいと思います。

編集後記

GWは父の家や事務所を整理したと先週書きましたが、それがクセになったのか(笑)、昨日は妻と自宅を時期外れの大掃除。
いらないものがドンドン出てきて、結構捨てましたね。おかげでスッキリ快適です。まさにこのGWは、私たちにとってはゴールデン整理ウイークでした。ゴールドはきれいなところに寄ってくるのです!

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