会計システムを作り運用するだけで違ってくる【実践!社長の財務】第598号

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確定申告

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

ようやく春らしくなってきましたね。
 
今日は時間もないので、早速本文に行きたいと思います。

ということで、本日も「実践!社長の財務」行ってみたいと思います。
 

会計システムを作り運用するだけで違ってくる

最近、ある美容院チェーンを経営している2社の財務内容を見ることがありました。

2社とも数十店舗を展開し、評判もとても良いチェーンです。

両社長とも前向きで、経営や皆の技術の向上に非常に熱心です。

仮にA社、B社としますと、A社の社長は60歳を超えた方で社歴もB社より長いです。

社長は特に社員教育に力を入れていますね。率先垂範で今でも現役で、お店に出ています。

お店はとても活気があって、スタッフの皆さん明るい方です。

B社の社長はまだ40代ですが、店舗も増えたことから、もうお店には出ないで、経営に専念しています。社員の採用や教育、そして、月次の数字の管理などは、とても力を入れてやっています。

お店には出ませんが、お店が終わった頃には、各店を回ってスタッフの方とよく話しているようです。

さて、この2社の財務内容を見て、結構違うことにビックリしました。

B社の内容の方が、圧倒的に良かったのです。
まずは、利益率が非常に高い。粗利から経常利益率まで業界平均を大幅に上回っていました。

現金預金も多く、実質無借金経営です。

それに比べるとB社は、業界平均としては悪くはないのですが、どうしても設備償却や、人件費が多くなり、ギリギリの利益率です。

社歴は長いのですが、積み上がった内部留保はB社の数分の1で借入金も多くなっています。

外から見た目には、両社ともとてもいいお店に見えますが、財務内容は、どうしてこんなに違ってくるのでしょうか?

タイトルにも書いてあるので、もうおわかりのように、B社にはしっかりとした会計システムがあり、毎月、月次決算、店舗別損益、計画実績対比、などをしっかりやっているのです。

これらの数字をしっかり出し、社長や管理スタッフががレポートを作り、店長会議や、各店を回ってのミーティングで、結果や今後の対策を、しっかり話し合っているからです。

どんな数字を出して、どのように分析活用するか、ということももちろんあるのでしょうが、

このような「しくみ」を作って、実行する、ということだけでも業績はまったく違ってきます。

これは、この2社に限らず、どんな会社でも、社長が決断して、うちも 経営管理のしくみを作って、毎月しっかりやっていこう、ということだけいいのです。

中身はやりながらよくしていけばいいのです。肝心なのは決断して、やることです。

そのようなことをやっていない会社は、是非、早急に実行して欲しいですね。

次回は、それを実行するための秘訣をお話します。

編集後記

先週は採用面接を結構していました。今の時期、この業界もやはり売り手市場で、なかなか条件に合う人が応募してくれません。
採用は、会計業界向けの求人サイトで行っているのですが、ある時、ちょっとした秘訣を見つけた頃から、応募者が増えるようになりましたね。簡単なことですが、検索でヒットした1人ひとりに同じ文書を送るのではなく、その人に合わせたメッセージを送ることで、応募してくれる人が増えたのです。やはり、何事も思いが伝われば人は反応してくれるんだなあ、と思います。

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