やはり売上を最大に、経費を最小に【実践!社長の財務】第563号

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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

夏休みも終わって、今日から仕事再開なんて方も多いかと思います。

今日は、東京は少しは過ごしやすいようですが、まだまだ週の後半は暑くなりそうですね。
 
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!

やはり売上を最大に、経費を最小に

この2週間、利益構造はどうだ、粗利率や、販管費率はこのくらいにして、利益率を上げていく、というような話をしています。

もちろん、そのように数字を見ながら経営していくことは必要なのですが、そういうのが苦手な経営者も多いと思います。

また、数字をじっくり見ている暇もない、なんていう経営者もいるでしょう。

京セラを創業してあれだけ大きな会社にし、JALを再生させた稲盛和夫氏は、その著書「稲盛和夫の実学」の中などで、

「売上を最大にし、経費を最小にする。利益はその結果ついてくるものに過ぎない。」と言っています。

稲盛和夫氏にしても、若い頃は、貸借対照表を見て
「左上の方に現金預金があって、右側の下にも資本金や利益剰余金がある。
会社にはこんなに現金があるのか...」と思ったそうです。

そのくらい、貸借対照表や損益計算書を見てもよくわからん、ということだったようです。

それであれば、「売上を最大にして、経費を最小にすればいいんだな?そうすれば、利益が上がるということだな?」とシンプルに考えて、日々の業務に没頭したそうです。

利益率をどのくらい上げる、などは一切考えず、とにかく売上を最大にするよう頑張り、経費をできるだけかけないようにする、

これを常に心がけたということです。

その結果、最も多い時には30%から40%も経常利益が出たのです。

これが、何%の利益を出そうと考えてやると、その利益率が出るのが限界で、30%も40%もの利益率は出ないと言います。

売上を最大にすること、経費を最小にすることしか考えずにやってきたから、それだけの高利益率が出たのです。

まさに利益は、結果として出る、ということです。

もちろん、貸借対照表や損益計算書を理解することは、経営者としては必要ですが、でもまずは、売上最大・経費最小をやればいいのです。

そのポイントは、利益を追わない、ということですね。とにかく売上と経費のことをやれば、自ずと利益は上がらざるを得ないのですから。

お客様に徹底的に尽くして売上を上げ、様々な創意工夫をこらして経費をかけないようにする、そのように毎日の仕事を真剣にやる、ということが一番重要ではないでしょうか。

そう考えれば、経営はそんなに難しくないわけですね。

ということで、今日も頑張っていきましょう!!

編集後記

先週は面接三昧でした。総務の人材を募集したのですが、何と1週間で184人もの応募がありビックリです。かなりハードルを下げたのもありましたが、ネットの威力はすごいですね。

ただ、プロフィールや応募内容でネット上で絞りに絞って、13人だけ面接をし、とてもいい人を採用することができました。ネットの求人はこの点、非常に効率的でいいですね。

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