販管費の差が、収益力の差【実践!社長の財務】第562号

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Business

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

今週は夏休みの会社も多いようですね。きっと電車もすいていて、休みでなくても多少ノンビリした週になるのでは?とも思います。
 
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします! 

販管費の差が、収益力の差

先週、利益構造の話をしました。

利益構造を少しいじるだけで、利益率が倍になった、という話です。

その中のポイントは、経費にあるといいました。

同業であれば、粗利益率は、それ程変わらないものです。

小売業であれば、30%くらいだとか、飲食業であれば70%だとか、ある程度業種によって決まってきます。

ある会社の粗利が高かったとしても、その会社と同じところから仕入れれば、いずれ同じくらいの粗利にしていくことが可能です。

そうなると、収益力の高い会社と、そうでない会社の利益率の差は、販管費以下の経費によることになります。

粗利益率が、30%の業種であれば、

販管費が、売上の25%かかっていれば、利益率は5%になり、

販管費を、20%に押さえていれば、利益率は10%と倍になるのです。

ですから、販管費が売上の何%か、ということが重要になります。

販管費は固定費が多いので、月額いくらかかっている、と見ることが多いのですが、売上に対する比率も見ておくことです。

当社は、粗利は25%、販管費は22%かかっているので、利益率は、3%になっている。

まずは利益率5%を目指しているので、販管費を売上の20%にすることが課題です・・・というようになります。

販管費の売上に対する比率を意識し、それを何%にしたらよいのかを考えるのです。

そこが、会社の収益力の高さの違いになってきます。

もちろん、販管費以外にも営業外損益があります。

特に支払利息ですね。これがあるとどうしても収益力が下がってきます。

借入金の多さが収益力を左右してしまいます。

まずは、営業利益率を上げたら、次は経常利益率を上げることを目指していかないといけないですね。

これには、当然、借入金を減らす、無借金経営を目指す、ということが必要になってきます。

編集後記

週末、東京もものすごい風雨でしたね。断続的に強い雨が降るおさまったかと思うと、また降る、みたいな感じで被害を受けた方もいるのでは?

私も日曜日は、あるところに相続の話でお伺いしたのですが、駐車場からそこに行くまでに、強烈な横なぐりの雨に会い、数分間でびしょ濡れになってしまいました。こんな時は本当に傘は役に立ちませんね...(苦笑)。

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