財務会計ベースで月次を早く出せるように【実践!社長の財務】第541号

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皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

今日は、確定申告最終期限ですね。
15日が休みですと、翌営業日までになります。

うちも今日は、最終チェックです。
期限までに出さないと適用できない特例などもありますから、
注意しないといけないですね。

今日ならまだ、間に合いますので。

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします! 

財務会計ベースで月次を早く出せるように

以前、売上数十億円規模の会社の仕事をした時、毎月第1週には、各事業所・部門別、そして会社全体の数字をしっかり出して、計画実績対比などの会議をやっていました。

さすが、この規模の会社になると、しっかりしてるな、と思ったものです。

しかし、実際に業務に入ってみると、毎月第1週に出していた数字は、営業と経理がExcelなどを活用して、手作業で概算に近い数字を出している、状態だったのです。

細かい経費などは、計画などから想定に基づいて集計しているだけで、実際の数字ではなかったのです。

月次は大きな傾向を捕らえられればいい、という考えで、あまり細かいところまでは気にせず、とにかく早く会議をして当月の方針を決定する、ということでした。

それはそれで、すごくわかりますし、いいと思います。
 
ただ、実際の数字があまりにもかけ離れていたら、どうなのでしょうか?

その会社は、実は財務会計ベースでの月次決算は、2ヶ月も遅れて出ていたのです。営業優先の会社なので、管理部門に人を入れたり、お金をかけるのはもってのほか、という考えです。

実際見てみると、毎月の実績はかなり違っていましたね。

多少のずれならまだしも、粗利段階で大きく違った数字で会議をしている月もあり、これで意味があるのだろうかと、思いますね。

月次を概算でやるのもいいですが、精度を上げることは大事です。

また、実際の数字と違っていたならば、1週間後とかに実際の月次決算数値なども、紙ベースでも回すようなことも必要でしょう。

そこで違っていれば、なぜ違っているんだ、という問題が起こり、原因や対策も立てていくことになります。

そうなれば、徐々に精度も上がっていくのです。

さすがに、2ヶ月も過ぎて、2か月前の月次は違っていました・・・などとは言えないですね。

だから、月次の営業会議や業績会議を、ある程度概算でやっている会社は、

正しい月次決算、財務会計・決算ベースでの数字も早く出して、その概算数字を検証していく必要があります。

会議資料を作ったから良かった...あとはゆっくりやろう、ではダメなのですね。

編集後記

本を出したこともあり、最近、講演やセミナーで声がかかることが多いですね。とてもありがたいことです。嬉しいことなので、なるべく引き受けていますが、その時はいいのですが、やはりテキストを作ったり、何を話すか準備をしたり、情報収集したり、結構準備が大変ですね。でも準備に満足できると、当日本当に楽しくセミナーをすることができます。

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