内部留保を作った方が勝ち!【実践!社長の財務】第489号

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おはようございます。
税理士の北岡修一です。

ようやく確定申告の時期が終わりホッと一息ですが、その間もなく、3月決算の年度末に入っていきます。

3月は決算を迎える会社が多いですから、駆け込みでいろいろ慌ただしいことも多くなりますね。

皆様、追い込み頑張ってください!

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

内部留保を作った方が勝ち!

うちのお客様で建設業の方がいるのですが、小さい会社なのですが、何十億もの内部留保を持っている会社があります。

社員は10人くらいなので、これだけの内部留保があれば、ちょっとやそっとの不況が来ても、つぶれることはありません。

軽く乗り切ってしまいます。

なぜ、これだけの内部留保を持つことができたのか?

弊社も途中から関与したので、詳しくはわかりません。

まず1つ言えるのは、社長がとても数字に強い、ということですね。数学が得意とかそうではなく、経営的な数値感覚に優れているのです。

新たな現場の案件が来たら、ざっと見て、一瞬のうちに採算を計算してしまいます。

多くの物件を扱ってきたから、見ただけで採算がわかってしまうのですね。

それで、何%以上なければやらない、あるいは、何%以上にするにはどうしたらいいのかを、考えて受注する。

建設業に限りませんが、これができないと、なかなか利益を上げることはできませんね。

いろいろな社長を見てきましたが、儲ける社長というのは、本当に採算計算が早いです。

儲かる事業と儲からない事業が、あるのではなくて、

儲かる社長と儲からない社長が、いるのですね。

儲かる社長になるためには、その訓練をすることです。

他の事業であっても、たとえばレストランに入った時でも、このレストランは儲かるか、儲からないかを計算してみることです。

メニューの料金から、客の入り具合から、場所柄家賃はどれくらいか、人はどの位必要で人件費はいくらくらいかかるか、

などをザッと計算して、儲かるのか儲からないのか、を計算してみることですね。

そういうクセをつけておくと、自分の事業でも、さっと採算をシミュレーションすることができます。

さらに、儲ける社長は、経費に厳しい、という特徴がありますね。見栄などあまり気にしていないのです。

本社や備品など儲けに直接つながらないもの、ムダなものにはお金をかけません。でも、かけるところはかける。

それがどこかが、よくわかっている社長が儲かる社長だという気がします。

まだ、内部留保を貯めるには税金を払わないといけませんが、ムダな税金は払わない、という意識が非常に強いですね。

投資をするのなら、できるだけ償却が取れるようにする、経費で落とせるようにする、不良な在庫や資産はできるだけ載せない...等々

ただ、内部留保を貯めているのですから、払わなければいけない税金は払っているのです。

ギリギリまでの努力はするが、それ以上は、次に目を向けて払うものは払う。そうしないと内部留保は貯まっていきませんね。

その線引きがきっちりできている社長が、内部留保を貯めているわけですね。

ムダな税金は払わない、ということ。ここは、私たち税理士がしっかりやっておかないといけませんね。

過度な節税は、会社にマイナスをもたらしますが、ムダな税金を払わない、という考えは必要です。

要はバランス感覚が大事、ということですね。

そういう感覚が儲かる社長には、備わっているのだと思います。

編集後記

昨日からうちにホームステイの高校生がきました。なかなか意思疎通するのは大変ですが、根が明るくていい子なので、話していても楽しいですね。これから5ヶ月くらいいますがどのような変化が家庭に起こってくるか、楽しみですね。

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