正しい会計は、経営の基本中の基本【実践!社長の財務】第478号

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おはようございます。
税理士の北岡修一です。

今日は大晦日、今年最後の日ですね。
 
本年も「実践!社長の財務」をお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、本年最後の「実践!社長の財務」いってみましょう!

正しい会計は、経営の基本中の基本

この1年、皆様の会社は、いかがでしたでしょうか?

なかなか景気が良くならない、受注が減少傾向である、価格がどんどん下がって、利益が出ない...などなど
 
厳しい経営環境だった業界、会社が多いのではないかと思います。

年末の政権交代で、少しは景気が良くなるような気配はありますが、まだまだわかりませんね。

そんな中、生き残ってきたのは、厳しい中で経費節減を一生懸命にやり、様々な創意工夫を凝らして、業務の効率を上げたり、新たな稼ぎの道を模索してきた企業です。

いわば、真面目に努力をして、知恵を働かせてきた企業です。

必ずしやこの危機を乗り越えるぞ、という強い意志と、行動力がある会社が、生き残っていくのだと思います。

私たち会計の世界から見ると、数字に真剣に向かい合う企業ですね。

何としてでも黒字にするぞ、とか、いかにしたら資金をうまく回せるかと、いろいろと考えて手を打っていく企業です。

こういう会社は、簡単には赤字になったり、資金繰りに支障をきたしたりはしません。

そうなる前に、懸命に、本気で対策をしているからです。

そういう真っ当な努力をしなかった会社に限って、決算になると、帳尻を合わせようとします。

様々な調整をすることによって、黒字を確保した形にしたり、財務諸表の見栄えを良くしようとするのです。

こういうのは調整ではなく、操作といいます。

決算は、自分の都合のいいように、作れると思っているのですね。そういう経営者は、結構多いものです。

そういうことをやると、結局後で苦しむのは自分です。

操作した分というのは、後の期にツケが回ってきますから、後の期に利益を出そうとしたら、それを利益で穴埋めをしてさらに、上回る利益が必要になってくるのです。

単年度で黒字を出せなかった企業が、その翌期に簡単に利益を出せるということは、ほとんどありません。

後にツケや苦しみを先送りすることによって、どんどんそれが膨らみ、立ち行かない状況になっていくのですね。

また、操作がばれれば、銀行などからは信用をなくしますし、いいことはまったくない、と言っていいでしょう。

やはり会計というのは、本当にきっちりと正しくやることですね。これはもう、経営の基本中の基本です。

1年1年を正しくやっていく。
どうしても赤字になってしまったのであれば、それをすべて出す。

そうすることによって、翌年はゼロからまた、やればいいのです。

何としても取り戻すぞ、と、全社一丸で危機に立ち向かうことによって、V字回復、いやそれ以上の業績を上げることも可能になるのです。

赤字という危機は、全社一丸になるチャンス、と考えればいいのです。

本年最後のメルマガにあたり、この基本的なことをもう一度書いておきたいなと、思いました。

やはり会計というのは、企業経営にとって、切っても切れないもの。

そして、これに対する経営者の考え方、取り組み方次第で、経営も大きく左右されてくる、ということを強調したいと思います。

この考え方、取り組み方をお伝えすることが、私どもが会計を仕事として、皆様にお役に立つことができる最大のことだと考えています。

また、来年も引き続き「実践!社長の財務」を、よろしくお願いいたします。

編集後記

大晦日に配信するのは、初めてのような気がしますね。
大晦日というと、やはり今年を振り返ってとか、反省してという気持ちになりますね。
そして、年が明けて正月には、清々しい気持ちで、新しい年を希望をもって迎えることができます。

不思議なものですね。同じ1日なのに、年末年始というのはまったく違う日に感じられるのですから。

ということで、今日は今年を反省しつつ、明日の元旦は大きな計を立てたいですね。

では、皆様、良いお年を!

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