運転資金の改善が要【実践!社長の財務】第458号

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おはようございます。
税理士の北岡修一です。

ロンドン五輪、あっという間に終わりましたね。

それにしても様々なドラマがありました。
感動しました。

この4年に一度のオリンピックで、国自体が変わっていく、進化していく、という感じがありますね。特に開催国は。

是非、日本・東京でもやっていただき、閉塞感のある日本を一段上に進化させていきたいものです。
期待しましょう!
 
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

運転資金の改善が要

前回は、運転資金と設備資金について、お話しました。

今回も引き続き、資金の話をしていきます。

会社の資金は、どこから生まれてくるのでしょうか?

自ら生み出してくる資金は、資本金(増資)か収益ということになります。

収益とは、基本的には売上です。

増資などは、滅多にありませんので、会社の資金は基本的には、売上から生み出されてくるのです。

まあ、これは当たり前のことですね。

したがって、運転資金の借入れにしろ、設備資金の借入れにしろ、それを減らしていくには、

売上を、上げていかなければならないのです。

基本的には、それしか、原資がないのです。

しかし、ただ売上を上げるだけでは、いけません。

売上は、商品やサービスを引き渡した時に、計上されますが、売上の計上=入金とならない場合が、多いからです。

売上を上げて、それを回収して初めてお金になるのであり、それでようやく借入れを返済していくことができるのです。

したがって、借入れを返済し、いずれは無借金経営を目指すのであれば、現金入金を増やしていかなければなりません。

さらには、現金入金を増やすだけでなく、手元にある現金を増やしていかなければなりません。

そうですね。支出の方も制御する必要があるのです。

いわば、運転資金を改善していく、ということです。

再度、運転資金の計算式を、確認します。

運転資金 = 売掛債権残高+在庫残高-買掛債務残高

 
上記の計算式で計算される金額が、運転資金の不足を表すわけですね。

 
この運転資金の不足を減らしていくためには、

・売掛債権残高を少なくする → できるだけ早く回収する
 
・在庫残高を少なくする → できるだけ在庫は持たない
  
・買掛債務残高を多くする → できるだけ買掛金は遅く払う

というようなことになります。

 
個々の議論は別にして、この運転資金の不足を改善することにより、手元にある現金は多くなってきます。

この運転資金の改善によって、

・運転資金の借入れを返済していく
 ↓
・運転資金の借入れをしなくても、よくなる
 ↓
・余った資金で、設備資金を返済していく
  ↓
・いずれは、自己資金で設備投資ができるようになる

というような流れを作っていくのが、理想ですね。

要は、資金繰りを良くしていくためには、資金の大元である売上を上げ、回収を早くするなど「運転資金の改善」をしていくことです。

この「運転資金の改善」こそが、資金繰りを良くしていく、

ひいては、無借金経営を実現していく要になる、ということですね。

編集後記

今朝は、既に1時間ちょっとのドライブをしてきてからメルマガを書いています。妻と娘を羽田までアッシー君してきました。私も今週半ば以降、追いかけますが...。

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