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実践!社長の財務

B/Sを見直し利益を生み出す【実践!社長の財務】第442号

B/Sを見直し利益を生み出す【実践!社長の財務】第442号

2012.04.23

おはようございます。
税理士の北岡修一です。
 
もう今週が終わると、GWですね。早いです。

今週しっかりやっておかないと、ちょっと間があいて間延びしてしまいますので、重要案件はとにかく今週片付けてしまいましょう!

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

B/Sを見直し利益を生み出す

B/Sが、ゴチャゴチャしている会社は、ずい分利益を逸していると思います。

B/Sが、ゴチャゴチャしていることによって結構、目に見えない経費がかかっているからです。

たとえば売掛金や受取手形が多いことによってかかっている、管理や回収のための費用。

これは経理部門の経費が特にそうですが、営業マンが別途回収のために要する「時間経費」は、結構馬鹿にならないのではないでしょうか?

本来であれば、新規開拓のために費やせる時間を、売掛金回収のために充ててしまっている...

これは大きな機会損失になりますね。

管理部門や営業部門で、売掛管理・回収のためにどのくらいの時間をかけているのか、一度計算してみてください。

在庫がある、多いことによっても、多くの経費がかかっています。

倉庫などにかかる家賃や、償却費や様々な管理費、そして人件費。

棚卸しにかかる時間や費用。在庫管理のための経理や営業の人件費。

在庫に関しては、本当に様々な経費がかかっているものです。挙げると恐ろしくなってきます。

まして売れ残った場合の廃棄損、処分のための費用などは、まったく収益を生みません。

固定資産にも当然、様々な維持管理費、償却費、支払利息、などがかかりますね。これはもう挙げなくてもいいと思います。

その他のゴチャゴチャした資産や負債も、あることによって、余計な費用がかかっていませんか?

それは、是非、考えてみて欲しいところです。

机の上も整理した方が、余計なことに気が散らず仕事がはかどるように、会社もB/Sを整理した方が、本筋に集中できて、業務の効率が上がり、

利益率も上がってくるのです。

これはもう、いろいろな会社を見て、本当にそう思います。

儲かっている会社は、シンプルな会社が多いですね。

理想はキャッシュベースの経営です。

利益とキャッシュの動きを近づけていくこと。

そういう会社になれば、利益率が上がるだけでなく、資金繰りも、ものすごく楽になっていきます。

そのために、是非、B/Sを見直し、ムダなものをなくして、シンプルにしていきましょう!

編集後記

GW近いのにちょっと寒いですね。今年はエンジンのかかりが遅いということですかね...。ともあれ、楽しいGW過ごすための夜明け前、ということで今週も頑張っていきましょう!

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