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2015/04/01(第171号)「寄与分とは?」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015/04/01(第171号) ━━
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□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
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□■  ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□       http://www.tm-souzoku.jp/
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  皆様、おはようございます。
 税理士の後藤文(あや)です。

 今日から新年度ですね。仕事も、学校も新たなスタート!

 税法についても、4月を境に改正される点が多々あります。

 年初にたてた決意が崩れている場合もあるかと思いますが
 (私がそうですが)、ここでまた心機一転、いいスタートに
 していきたいものです。

  ということで、本日も「実践!相続税対策」よろしくお願い
 いたします。


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■□  寄与分とは?
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●相続には、本来相続人が持つ法定相続分とは別に、寄与分という
 財産分割の概念があります。

 寄与分とは、相続人の中に、被相続人の財産の維持または増加に
 特別の寄与(貢献)をした人がいる場合に、その者に対して、
 相続分とは別に財産を与える制度です。


●相続人といえども、必ずしも被相続人と良好な関係があった人ば
 かりとは言えません。
 
 また、生前にはほとんどかかわりのなかった相続人でも、いざ相
 続が発生すると、たちまち相続人としての権利を主張してくる人
 もいます。

 反面、被相続人をずっと支え続けてきた相続人がいる場合もあり
 ます。


●このような相続人間の事情を考慮しないまま、単純に法定相続分
 で財産を分けてしまうと、実情にそぐわない不公平な遺産分割が
 行われる可能性があります。

 そこで、生前、被相続人に貢献してきた相続人については、その
 貢献度を寄与分として、優先的に財産を与える制度が、寄与分と
 いう制度なのです。
 

●寄与分が認められる要件は、次の3つです。

 1.「特別の寄与」であること

   ⇒通常の家族関係の中で、一般的と思われる貢献を超えた
    特別な貢献であること。
    家族が療養看護にあたったとしても、それが家族として
    当然の義務の範囲内で行ったものであれば、特別の寄与
    とはいえない。


 2.相続財産の維持・増加に相当する因果関係があること

   ⇒貢献があったとしても、それによる財産の維持・増加が
    ない場合には、寄与は認められない。


 3.貢献が無償であること

   ⇒貢献に対して対価が支払われている場合には、その精算
    が行われていると考えられるため、寄与分は認められな
    い。
    ただし、その対価が明らかに過少な場合は、認められる
    可能性もある。


 したがって、妻が夫の療養看護に努めたとしても、それは家族と
 して当然の義務であり、特別の寄与とはならないのです。


●では、寄与分がある場合の、相続財産の計算をみていきたいと思
 います。

 (計算方法)

  ・被相続人の財産の価額から、寄与分を控除したものを相続財
   産とみなします。

  ・その額に法定相続分を乗じて、各人ごとの相続分を計算しま
   す。

  ・寄与をした相続人については、その相続分に寄与分を加えた
   額をもって相続分とします。


 (例)相続人    妻と子1人
    相続財産   5,000万円
    子の寄与分  2,000万円

  イ.みなし相続財産
    5,000万円 - 2,000万円 = 3,000万円

  ロ.各人の具体的相続分
    妻 3,000万円 × 1/2         = 1,500万円
    子 3,000万円 × 1/2 + 2,000万円 = 3,500万円


●具体的な寄与分の額は、相続人間での協議により決定します。
 ただし、協議で決まらない場合には、家庭裁判所で調停や審判を
 申し立てて、金額を決めていくことになります。


●この寄与分の主張ができるのは「相続人」に限られています。
 相続を放棄した者には、寄与分だけを主張する権利はありません。

 また、内縁の妻なども同様で、どんなに貢献をしていたとしても
 自らの寄与分を主張することはできません。

 なので、相続人以外の者に、財産を与えたい場合は、遺言書の作
 成をきちんとしておくことが大事です。


●寄与(貢献)の度合いを金額にあらわすのは、かなり難しい話です。
 誰の目からも明らかな寄与がある場合や、遺言などがある場合は、
 話もスムーズに進むかもしれません。

 しかし、各々の相続人から、自らの寄与分の主張が出てきた場合
 には...折り合いをつけるのは大変です。

 最後は、故人のことを思い、相続人どうしが理解しあう気持ちが大
 事なのだろうと思います。


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<編集後記>
 非常に暖かくなってきました。
 桜も満開となっているところがたくさんありますね。
 何といっても最近嬉しいのが、日が長くなってきたことです!
 明るい時間が多いと、得した気分になります。

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