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東京メトロポリタン税理士法人 メールマガジン「実践!相続税対策」 バックナンバー

2014/05/07(第126号)「保険料贈与は検討の価値あり」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/05/07(第126号) ━━
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□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
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□■  ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□       http://www.tm-souzoku.jp/
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  皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 GW明け、皆様調子はいかがですか?

 今日から仕事再開の人が多いかと思いますが、今週はたった
 3日、あっという間です。

 私どもの業界では、1年で最も多い3月決算申告の月です。
 今日から毎日が納期、のつもりでやっていかないといけない
 ですね。

 休みボケなんて言ってられないですね。
 頑張っていきましょう!


  ということで、本日も「実践!相続税対策」よろしくお願いいた
 します。

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■□  保険料贈与は検討の価値あり
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●最近、かなり定番になってきていますが、保険料贈与はなか
 なかいいな、と思っています。

 これは相続税対策の1つ、生前贈与のやり方です。


●それなりの財産がある人が、相続税対策をするのに、生前贈与
 は、大変オーソドックスな方法です。

 ご存知のとおり、年間110万円までの贈与には、贈与税がかかり
 ません。

 その範囲で贈与をするのもいいのですが、それなりの財産があ
 る人は、それではあまり効果がない、ということがあります。


●そこで、贈与税を多少払っても、もう少し多く贈与をしようと
 いうことを考えます。

 贈与税は、基礎控除を引いた課税対象が、200万円までは最低の
 10%の税率ですみます。

 したがって、基礎控除110万円に200万円を加算した金額310万円
 までの贈与は、最低税率で贈与できる、ということです。

 310万円の場合の贈与税は、

   310万円 - 110万円 = 200万円
   200万円 × 10% = 20万円(実効税率 6.45%)

 となります。


●20万円の税金を払えば、310万円贈与できる、ということです。

 これを、子供2人とその配偶者、孫合計6人に贈与するとしたら
 年間1,860万円の財産を、120万円の税金で移すことができます。

 これを10年続ければ、2億円もの財産を6.45%で移すことができ
 ます。

 相続税率は財産の額によって変わってきますが、この位のことを
 する方は、30%~40%の税率はかかるでしょうから、かなりの
 節税効果があります。


●ただ、問題になるのは、子供や孫にそんなに大金を贈与すると
 子供のために良くない、ということです。

 お金に対する感覚や、働く意欲、教育上も良くないですね...。

 
●そこで、保険の登場です。

 その贈与するお金を、お金であげるのではなく、保険料として
 あげるのです。

 具体的には、被保険者は親、受取人は子、契約者も子、である
 生命保険に加入して、その保険料を親が子に贈与するのです。


●こうすると、その贈与したお金は保険料として払ってしまいます
 から、子供の手元にはいきません。

 この保険は、贈与した親が被保険者になっていますので、親が
 亡くなった時に、保険金としてその子供に支払われることになり
 ます。

 贈与ではありましたが、実際にお金をもらうのは、親が亡くなった
 時ですので、実質的には相続でもらったようなものになりますね。

 でも、子供が契約者で保険料を払っていますから、贈与税の課税に
 なっているのです。贈与だけど受け取るのは相続の時、ということ
 ですね。


●では、保険金をもらった時の課税はどうなるのかというと、これに
 は相続税はかかりません。

 子供が自分が契約者として払っているのですから、自分がかけて
 きた保険、ということで所得税の対象になります。

 ただし、所得税でも保険の一時金は、一時所得となります。

 一時所得は、特別控除50万円を引いた後、1/2課税となっています。
 すなわち、税金面では非常に優遇されているのです。

 相続税でもらうよりも、かなり税負担は低くなるのではないで
 しょうか?


●これは、何も相続人全員にやる必要はなく、将来の相続をにらんで
 どのように財産を分けたらいいか、を考えた上で、相続時にあげる
 ものがない子に、実行する、などすればいいと思います。

 要は使いようですね。

 このような保険の活用方法もあることを知っていると、相続対策の
 幅が広くなってきます。


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<編集後記>
 
 今年のGWいかがでしたか?私は6月・7月のセミナー繁忙期
 に備えて、その勉強とテキスト作り三昧。後半はまあ、天気も
 あまり良くなかったし、寒かったし、出かけないで良かったな
 どと思い込んでます(笑)。それにしてもゆっくり本を読んだ
 り、普段なかなかしない調べ物をしたりするのは、何か知識が
 増えたようで、たまにやらないといけないですね。

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