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2013/09/18(第098号)「婚外子の相続差別は違憲」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013/09/18(第98号) ━━
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  皆様、こんにちは。
  資産税チームの高橋貴輝です。


 先日、9月4日、最高裁大法廷で「婚外子の相続差別は違憲」とい
 う大変重要な判決が出ました。

 新聞、ニュース等でも大変話題になりましたので、ご存知の方も
 多いかと思います。

 今回は、この話題について、お話しさせて頂こうと思います。


  ということで、本日も「実践!相続税対策」よろしくお願いいた
 します。


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■□  婚外子の相続差別は違憲
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●冒頭にも書きました通り、今回は婚外子の相続差別に関する最高
 裁判決について、お話していこうと思います。


●まずは、このニュースをご存じない方のために、そもそも「婚外
 子って何?」「相続差別って何?」というところから、簡単にお
 話しさせていただきます。


●「婚外子」というのは、正式な結婚をしていない男女の間に生ま
 れた子供のことです。

 法律上は、「非嫡出子(ひ、ちゃくしゅつし)」と呼ばれます。

 ※ ちなみに、正式な結婚をした夫婦の間に生まれた子は「嫡出
   子(ちゃくしゅつし)」といいます。


●では、この「非嫡出子」に対する「相続差別」とはどのようなも
 のなのでしょうか?


 民法では、各相続人の取り分の目安のようなものとして、法定相
 続分を定めています。

 配偶者は2分の1で、残り半分をは子供が均等に分ける。などです
 ね。


●基本的に「子供は均等」なのですが、一つだけ例外があります。

 その例外というのが、この「非嫡出子」の法定相続分なのです。

 この「非嫡出子」については、「均等」ではなく、「嫡出子」の
 半分しか、法定相続分が認められていないのです。


●これが、このニュースで言われている「婚外子の相続差別」です。

 この内容は、民法900条4号の但し書きに規定されているのですが、
 この規定が、憲法14条1項「法の下の平等」に反するのではないか
 というのが、今回の裁判の趣旨です。


●要するに、こういうことです。
 
 親の結婚はきちんと法律で整備されています。
 その、整備された法律の外で生まれた子供が非嫡出子です。

 しかしながら、生まれてきた子供は、当然自分の意思で非嫡出子
 となったわけではありません。

 そのような状況下で、嫡出子と非嫡出子の権利に差異を設けるこ
 とが、はたして「法の下の平等」に沿っているのか?

 ということですね。


●同じような内容の裁判は、過去にも何度かありましたが、いずれ
 も「合憲」とされていました。

 にもかかわらず、今回「違憲」とされたのはなぜなのでしょうか?

 理由はいくつかありますが、主だったものを簡単にご紹介いたし
 ます。

 1.同法成立当時は、諸外国でも、嫡出子と非嫡出子に差異を設
   ける規定が多数存在したが、現在ではこのような規定がある
   のは、先進国の中では日本だけであること。

 2.日本が批准している「児童の権利に関する条約」などに基づ
   き、国連の関連組織から、同規定に関し、度々勧告をうけて
   いること。

 3.日本においても、住民票や住民基本台帳、日本国籍の取得な
   どに関しては、嫡出子と非嫡出子の差異は、撤廃されている
   こと。

 4.家族、親子、婚姻などに対する国民意識が同法制定当初と比
   べて変化していること。

 5.既に、直近の「合憲」判決でも『同法の合理性は、制定当初
   と比べて失われつつある。』とされていたこと。
  
 などです。


●少し、難しいお話ですが、簡単に申し上げると、『国際標準や時
 代の流れ、国民意識を総合的に考えると、違憲である。』という
 ことなのですね。


●判決文にもありましたが、相続制度は、国の伝統、社会事情、国
 民感情などを総合的に勘案し決められるもので、時代の流れとと
 もにこれらに変化があったため、判決も変わってきたということ
 なのです。


●したがって、この裁判に関しては、人によって賛否両論あるのが
 自然だと思います。
 
 日経新聞の、『嫡出子と非嫡出子の差を解消すべきかどうか』と
 いうアンケートでは、約6割が「解消すべき」で約4割が「現状の
 ままで良い」ということになったようです。

 皆様は、どうお感じになられたでしょうか?


 以上となります。
 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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<編集後記>
  
  この文章を書いていて、気付いたのですが、このメルマガも、も
 う第98号なんですね。
 
 ということは、次に私が担当させていただくのは、記念すべき第
 100回目ということになります。

 特に何か特別なことをする訳ではありませんが、なんかちょっと
 緊張してしまいますね。

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