東京 税理士 事務所 東京メトロポリタン税理士法人

東京メトロポリタン税理士法人への交通アクセス東京メトロポリタン税理士法人への交通アクセス東京メトロポリタン税理士法人へお問い合わせ

東京メトロポリタン税理士法人の電話番号

HOME >> 会社案内 メールマガジン「実践!相続税対策」 >> バックナンバー(第042号)

東京メトロポリタン税理士法人 会社案内

東京メトロポリタン税理士法人 メールマガジン「実践!相続税対策」 バックナンバー

2012/07/25(第042号)「生命保険金の活用(その5)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/07/25(第42号) ━━
■□
□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
■□
□■ ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□ http://www.tm-souzoku.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 皆様、おはようございます。
 税理士の後藤文(あや)です。

 いよいよ今週、オリンピック開催ですね。

 ひとつのことに徹して頑張る姿は、本当に素晴らしい
 ですよね。

 選手たちが「自分を超えよう」としている姿に、毎回
 感動です。


 本日も、メルマガ「実践!相続税対策」よろしくお願
 いいたします!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ 
■□  生命保険金の活用(その5)
□■ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●今回は、生命保険金の活用に関しての最終回です。

 前回までは、
 ・生命保険のメリット
 ・保険金額
 ・生命保険金の非課税枠
 ・保険金受取人
 ・保険の契約パターン
 ・保険の種類
 ・保険料の払込み
 ・保険加入の時期
 ・二次相続

 について、お話してきました。

 今回は「生前贈与」や「遺産分割」を絡めた対策につ
 いて、ご紹介したうえで、まとめていきたいと思います。



●保険料を生前贈与する対策

 生前贈与で、将来相続税の対象となる資産を減少させ
 ておくことは、相続対策としてとても有効な方法です。

 これを生命保険の活用と絡めて考ると、さらに有効な
 相続対策を行うことができます。

 それは「保険料の生前贈与」を行うという方法です。



●保険料相当額を親から子供に贈与することを前提に、
 次のパターンで保険に加入します。

 ・被保険者          親

 ・契約者(保険料負担者)   子

 ・受取人           子


 この契約で、子供が取得する保険金は「一時所得」と
 なり、次のように税金が計算されます。

  (保険金額 - 保険料負担額 - 50万円)× 1/2 
               × 所得税率(住民税率)


 一時所得として保険金を取得した場合、最高税率は、

  (所得税の最高税率40%+住民税の税率10%)×1/2 
               ⇒ 25%

 です。


 仮に、相続税の税率が30%以上となるのであれば、
 相続で取得するよりも有利になります。



●保険料贈与のメリット

 上記のような場合に、子が支払うべき保険料分を親が
 贈与することには、次のようなメリットがあります。

 ・取得した保険金が子の一時所得となり、税負担が
  おさえられる

 ・贈与額が基礎控除額(年110万円)以下であれば、
  贈与税の負担なし

 ・贈与により、相続税の対象となる財産を減少させる
  ことができる



●生前贈与の場合の注意点

 保険の加入にあたり、子を「契約者(保険料負担者)」
 及び「保険金受取人」としている例はよくあります。

 そこで注意しておかなければいけないのが、実質的
 な負担者が誰なのか、ということです。

 そこは、税務署もとても気にしているところです。


 なんと言っても保険契約は“保険料負担者”によって、
 課税関係が全く変わりますので。

 あらぬ疑いをかけれらないためにも、支払った保険料
 は、誰が支払ったのか、そのお金はどこから来たのか
 を明確にしておくことです。

 この場合には、支払ったのは子であるが、その資金は
 親から贈与を受けている、ということを明確にしてお
 くことが大事です。



●そのためには、次のことに気をつけておくとよいでしょう。

 ・贈与契約書を、毎回作成する(連年贈与とみなされ
  ないよう)

 ・贈与額が110万円を超える場合は、贈与税の申告を行う

 ・贈与するお金は、子供の預金口座に親の名前で振込み、
  そこから保険料を引き落とすなど、お金の流れを明確に
  しておく

 ・支払った保険料を、親の保険料控除(所得控除)としな
  い


 これらは、通常、贈与の際に注意すべき、一般的な注意点
 ですが、おろそかにしていると、予期せぬ指摘を受けるこ
 ともありますので、十分に気をつけましょう。



●遺産分割における活用

 次は、遺産分割という面からの対策です。

 例えば、兄弟2人が相続人で、相続財産が不動産ひとつ
 のみであった場合。


 遺産分割の方法としては、次のようなことが考えられ
 ます。

  イ、2人の共有名義で不動産を相続する

  ロ、1人がその不動産を相続し、もう1人には代償金を支払う

  ハ、イで相続後、不動産を売却し、売却代金を2人で分ける



●イ、及びハ、の方法で円満に相続が完了するのであれば
 特に問題はありません。

 しかし、不動産を共有していくことは、将来的に問題
 が起こってくることが少なくありません。

 また、それが事業用の建物で、兄弟の1人が事業を引き
 継ぐような場合は、売却するわけにはいきません。


●このような場面によくとられるのがロ、の方法、いわ
 ゆる「代償分割」という方法です。

 ただし、この方法は、代償金を用意する必要があります。

 そこで活用できるのが、生命保険金です。

 不動産を取得する予定の人を、保険金受取人としてお
 きます。

 それにより、代償金の確保が可能となるのです。



●生命保険金は、あくまで受取人固有の財産です。

 預金のように凍結され、分割協議が整わないと支払わ
 れないということはありません。

 また、受取人固有の財産である以上、その保険金の
 相続をどうするかといった問題も起こりません。

 そのような意味で、生命保険金は遺産分割においても
 大きな役割を果たすことができる財産なのです。



●いろんな側面から、5回にわたり生命保険金を活用して
 の相続対策をみてきました。

 様々な方法があるにせよ、一番簡単でベースとなって
 くるのは、まずは生命保険金の非課税枠を最大限に活用
 することではないでしょうか。

 そして、機を逸しないことも非常に大事だと感じます。

 保険は、いつでも入れるものではないので。



●非課税枠も、相続税の改正次第では、対象者がグッと
 狭まりそうです。

 ただ、全く0になってしまうものではありませんし、
 こちらも事前の検討で対策は可能です。

 改正をにらんで、非課税枠を超える部分については、
 加入形態をアレンジしていく方法もあります。



●改正後に、非課税の対象となるのは、被相続人の「法定
 相続人である生計一親族」です。

 例えば、息子(娘)夫婦と同居している場合などは、
 生計一である可能性は十分にあります。

 であれば、嫁(婿)を養子とすることで、非課税枠を
 あと500万円増やすことも可能なのです。



●とにかく、一番もったいないのは「何もしないこと」
 ですね。

 残された家族が困らないように、税法改正までも逆手
 にとった対策を、実行にうつしていきましょう。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ご紹介ください】━
■よろしかったらこのメルマガを、友人、お知り合い
 の方にご紹介ください。下記2行コピーしてお使いください。

   【お勧めメルマガ 「実践!相続税対策」】
   ⇒ http://www.mag2.com/m/0001306693.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご意見、質問、感想、ご相談など→  info@tmbc.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【発行】東京メトロポリタン税理士法人 http://www.tm-souzoku.jp/
【編集】税理士 北岡 修一 税理士 後藤 文 税務部 荒川 琢哉
        info@tmbc.co.jp
【住所】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【TEL 】03-3345-8991 【FAX】03-3345-8992

 ★当税理士法人では、相続税の専門サイトを立ち上げました。
  『東京メトロポリタン相続相談センター』 です。
    → http://www.tm-souzoku.jp/

 ★上記サイトに、相続税申告および相続税対策に関する様々な
  情報を載せておりますので、是非、そちらもご覧ください。

──────────────────────────────
※本メルマガの解除はコチラ
  ⇒ http://www.mag2.com/m/0001306693.html
 このメールマガジンは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
 ( http://www.mag2.com/ )          ID 0001306693
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<編集後記>

 この「実践!相続税対策」も、私が担当するのは今回で
 最後となります。

 実は、来月より産休に入ります!

 正直、文章を書くのは苦手で、毎回壁にぶち当たって
 は、悩みつつ書いていましたが、その分たくさん勉強
 もさせてもらいました。

 ありがとうございました。

 仕事復帰できた暁には、今度は実務のうえで「相続対策」
 を実践していきたいと思います。

 お読み頂いた皆様、本当にどうもありがとうござい
 ました。

メールマガジン一覧に戻る

『実践!相続税対策』(マガジンID:0001306693)

今後、増税が避けられない相続税。都内で土地を持っていればかなりの確率で相続税がかかってくる可能性があります。相続税対策は、知っているか知らないかで、将来に大きな差が出てきます。相続税対策の基本から応用まで、その知識・手法を毎週ご紹介していきます。

お申込みは、下のボックスにメールアドレスを入力し、「登録」ボタンをクリックしてください。

>> 登録解除はこちら

東京メトロポリタン相続クラブ

東京メトロポリタン税理士法人の発行するメールマガジン

東京メトロポリタン税理士法人の発行するメールマガジン「実践!社長の財務」東京メトロポリタン税理士法人の発行するメールマガジン「不動産 税金相談室」東京メトロポリタン税理士法人の発行するメールマガジン「実践!相続税対策」

東京メトロポリタン税理士法人のお役立ち情報

東京メトロポリタン税理士法人のカンタン解説シリーズ東京メトロポリタン税理士法人 北岡修一の「闘う財務」

異業種交流会 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部

異業種交流会 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部の詳細はこちら

ページのトップへ

■運営
東京メトロポリタン税理士法人
〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー4F

東京メトロポリタン税理士法人は、東京都新宿区を拠点とする税理士事務所です