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2012/05/30(第036号)「物納制度(その2)」

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/05/30(第36号) ━━
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□■ 【実践!相続税対策】-知っているといないでは大違い!
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□■ ”基本を正しく理解し、時間をかけて対策しよう!”
■□ http://www.tm-souzoku.jp/
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 皆様、おはようございます。

 税務部の荒川琢哉です。

  入梅時期が近づいてきましたね。

 関東甲信は平年ですと6月8日ごろ、
 昨年ですと5月27日ごろだったそうです。

 これからは晴れの日が貴重になりますので、
 ぜひ有効に使いたいですね。

 では、メルマガ「実践!相続税対策」本日もよろしく
 お願いいたします!

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■□  物納制度(その2)
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 前回の第33号では、物納制度の概要について述べました。

 本日は少し細かい内容になりますが、物納に充てることが
 できる財産・順位について述べてみようと思います。



 ●物納に充てることができる財産

  物納に充てることができる財産は、納税義務者の
  課税価格計算の基礎となった財産のうち、
  次に掲げる財産で、日本国内に所在するものです。

  1.国債および地方債

  2.不動産および船舶

  3.社債および株式ならびに証券投資信託または
    貸付信託の受益証券

  4.動産

  ただし、相続時精算課税により取得した財産は除かれます。


  また、管理処分不適格財産 ※1 は除かれ、物納劣後財産 ※2
  は、税務署長が特別の事情があると認める場合を除き、

  他に物納に充てるべき適当な価額の財産がない場合に限り
  認められます。


  ※1 管理処分不適格財産とは、国による管理や処分が
    困難であるため、物納に充てることができない財産
    のことを言います。

    具体的には、下記のようなものです。

    ・担保権が設定されている不動産

    ・権利の帰属について争いがある不動産

    ・境界が明らかでない土地

    ・隣接する不動産の所有者などとの争訟によらなければ
     通常の使用ができないと見込まれる不動産

    ・譲渡に関して金融商品取引法などの規定により
     一定の手続きが定められている株式で、当該手続き
     がとられていないもの
  

  ※2 物納劣後財産とは、具体的には、下記のようなものです。

    ・地上権、永小作権などが設定されている土地

    ・法令の規定に違反して建築された建物およびその敷地

    ・道路に2m以上接していない土地

    ・市街化区域以外の区域にある土地
     (宅地として造成することができるものを除く。)

    ・過去に生じた事件または事故などにより、正常な取引
     が行われない恐れがある不動産およびこれに隣接する
     不動産・・・いわゆる「いわくつき物件」

    ・事業を休止(一時的な休止を除く。)している法人
     に係る株式
 
  
 
 ●物納に充てることができる順位

  上記1.~上記4.に掲げる財産であれば、どれでも
  物納に充てることができるという訳ではなく、
  優先順位が決まっています。  

  上記3.に掲げる財産を物納に充てることができるのは、
  上記1.および上記2.に掲げる財産で適当な価額のもの
  がない場合に限り認められます。

  同様に、上記4.に掲げる財産を物納に充てることが
  できるのは、上記1.~上記3.に掲げる財産で適当な
  価額のものがない場合に限り認められます。

  ただし、いずれの場合も税務署長が特別の事情があると
  認める場合は例外が認められます。


  以上により、物納に充てることができる順位は(1)→(5)
  となります。

   第1順位 (1)国債・地方債・不動産・船舶

       (2)不動産のうち物納劣後財産

   第2順位 (3)株式等の有価証券

       (4)株式のうち物納劣後財産

   第3順位 (5)動産  

  (注) ただし、特定登録美術品 ※3 ついては、
         上記順位にかかわりなく物納に充てることができます。

   ※3 特定登録美術品とは、「美術品の美術館における
     公開の促進に関する法律」に定める登録美術品のうち、
     その相続開始の時においてすでに同法による登録を
     受けているものを言います。



 ●本日は、物納に充てることができる財産・順位について
  述べました。

    物納と一言に言っても、物納可能な財産や順位がきちんと
  決まっていますし、条件付きの財産もありますので
  注意が必要ですね・・・。

  次回は、物納申請の手続きについて述べてみようと思います。

 
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<編集後記>

 いかかでしたでしょうか?
 
 本日は物納についての細かい内容でしたので、少し
 お疲れになった方もおられるのではないでしょうか?

 物納制度は約5年前に改正があり、要件が整理され、
 また、明確になりました。

 知っていると話のネタにもしやすい題材ですので
 一度しっかり勉強しておくのも良いのでは、と思います。

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