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2015/05/29「相続分の譲渡について」

Q 昨年、父が亡くなったため、家族内で遺産分割協議をしております。
  法定相続人は、母と私(長男)、次男および三男の4人ですが、次男のみ
  反対的な意見であるため、遺産分割協議が一向に進みません。

  元々面倒が苦手な三男は「相続放棄」することも考えたようですが、既に
  相続放棄の期間が経過していること、また全く権利を放棄してしまうこと
  になることから、私に対して「法定相続分の譲渡」をしたいそうです。

  相続財産は自宅の不動産と現預金ですが、不動産の価値が大きいため財産
  の大部分が不動産となります。
  この場合、不動産の相続税評価額のうち、三男の法定相続分の金額で私が
  買い取ることになるのでしょうか。


A 法定相続分の譲渡にあたっては、必ずしも有償である必要はありません
  ので、まずは三男の方との話し合いにより、有償か無償か、決めていただく
  必要があるでしょう。

  また、仮に有償となった場合でも、本来は未分割である相続財産全体
  (不動産と現預金)に対する法定相続分を譲渡するわけですから、土地
  のみを買い取りの対象として計算することは、後々のトラブルの原因にも
  なりかねません。

  実務的には、全体の相続財産のうち、三男の方の法定相続分の価値を
  お互い理解しながら、その譲渡が無償なのか、有償であればどの程度の
  金額とするのかを、決めていただければと思います。

  もちろん、有償の対価が現金ではなく、ご相談者の固有の財産(不動産や
  有価証券など)といったケースもあるでしょう。
  その場合には、ご相談者がいったん三男の方に、時価で売却したものと
  みなして、譲渡所得税が生じることとなりますので、ご注意ください。

  このような取り扱いは代償分割と同様と考えられます。
  つまり、法定相続分の譲渡を有償で行う場合には、税務上は代償分割と
  同様の取り扱いが行われるわけです。
  (民法上では、代償分割と法定相続分の譲渡は区別して理解されます)

  一方、無償の場合はどのような取り扱いでしょうか。
  この場合は「遺産分割協議の結果、三男は何も相続しなかった」ものと
  同様に考えられますので、贈与税や相続税の問題は生じません。

  ただし、これらの取り扱いがされるのは法定相続人間であるケースです。
  法定相続人でない自分の子(被相続人にとっての孫)や、第三者に譲渡
  するということであれば、それが有償であれば譲渡した側に譲渡所得税が、
  無償であれば譲渡された側に、贈与税が課税されることとなります。

  なお、法定相続分の譲渡があったといっても、その遺産相続について
  未分割である状態は変わりませんので、遺産分割協議が確定していること
  が条件となる「配偶者の税額軽減」や「小規模宅地等の特例」は、受ける
  ことができませんので、ご注意ください。

                            《担当:樋口》




※本文で紹介させて頂いた内容は概略となります。
 詳細につきましては税務署または税理士等の専門家にご確認下さい。

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